ポケットモンスター 攻略本一覧

2017年6月21日更新

このリストについて

初代ポケモン(赤・緑・青・ピカチュウ)を中心とした攻略本として公式に発行された書籍を扱う。
今のところ青の頃までに発行された本を網羅している。以降については気まぐれに。

攻略本としての実用性よりも、今日における読み物や資料的価値として評価。
未読の本はとりあえずタイトルや表紙や商品解説を参考に何か書いてます。
いずれは全て手元におきたい。まあゆっくり集める。

ピカ版のみを対象とした本は現時点では対象外とする。
スタジアム関連は勧められた本を少々。金銀以降も含め、いずれ手を伸ばす予定。

リスト

出版年月日(yyyy/mm/dd)順に並べている。基本的には奥付にある初版年月日を記載。
手元になくて確認できない場合はAmazonの商品情報を参考にしている。
いずれにせよ、実際に書店に並んだ日付はこれよりも少し早いと思われる。

画像紹介も兼ねてAmazonからの購入リンク付き。ここから購入していただけると管理人はうれしい。
(画像リンクはうまくいかない場合があるのでテキストのみ)
リンクが表示されていない場合は、アドオンとかで広告を非表示にしてるせいなので自己責任です。
っていうか標準設定でテキストリンクまで消えたっけ?まあ知らんけど。

「所有」に丸が付いている本は、現時点で管理人が所有しているもの。
内容についての質問があれば出来る範囲で答える。
欲しいものリストから送りつけることもできるっぽい?

全体的に文章が増えてきてテーブルが手狭になってきた。
いずれは本ごとにページを用意して、より詳細なレビューに発展させたいところ。

出版年月日 タイトル/出版社 見どころ 所有
1996/04/05 ポケットモンスター図鑑

 アスペクト

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実はこれが最初の攻略本。RPG攻略本として最低限のことは載っている。
最大の魅力はポケモンの世界設定ともいえる資料が充実。
全ポケモンの杉森イラストもカラーで大きめサイズで見られる。
マップが手書きというのも今見ると妙な味があって良いかも。
もうちょっとだけ詳しいレビューはこちら
1996/04/10 ポケットモンスター―任天堂公式ガイドブック

 小学館

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マップが画面写真なのはいいとして攻略アドバイスが的外れ、
ポケモンの出現率が多い/少ないの大雑把な区別のみ、
技リストなどが50音順ではなく内部コード順、
ポケモンの覚える技が技名ではなく番号表記など、
攻略本としては上記と比べてとにかく使いにくかった印象の1冊。
マップチップや人物などゲーム内ドット絵の参考にはなるだろうか。
各種提供データの間違いはもちろん、「通信対戦は勝ち抜き/入れ替えのルールを選べる」
「もらったポケモンが通信進化した場合は進化前のポケモンは図鑑に記録されない」、
「ゴーストには”すいとる”が有効」のように明らかに仕様とは異なる内容の説明がある。
なお、いわゆる「種族値」も載っているのだが、当時は胡散臭いデータと見ていたっけ。
(単純にパラメータの比率を表すものと早合点し、ゲーム内と全然違うと思った)
後の他社の攻略本では、実際に育成した値を基準にしたランキングがよく見られたが、
ここで公開された種族値に関しては意識すらしていなかったように見える。
1996/06 ポケットモンスターを遊びつくす本 赤/緑

 キルタイムコミュニケーション

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便宜上まとめたが、2冊は別々の書籍である。
モノクロでマップこそ無いが、データの詳しさと見やすさはスタジアム以前の攻略本では随一。
華やかさに欠けるが玄人向けの1冊(いや2冊か)といったところ。
文庫サイズで徹底的に実用主義かつ、読み物としても非常に面白い。
詳細なレビューはこちら

メモ:第8版は9月10日
1997/01/10 ポケットモンスター 赤・緑・青全対応

 小学館

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赤緑攻略本の改訂版。ページ数でいえば8ページ増えている。
表示枠の拡張に伴う増加を別にすれば実質的な追加ページはわずか5ページである。
(バージョン違いの解説、ハナダ洞窟の新マップとミュウ、後述のインタビュー)
既存のページでも当然、青版の出現情報は追記されたが相変わらず「多/少」の2段階のみ。
(このせいで、ハナダ洞窟1Fにベトベトンが出現することになってしまっている)
攻略アドバイスの間違いや、見づらいデータページの構成も含めてそのままで、
改訂版を名乗るにはちょっとお粗末な出来。
改善点として、ポケモンのドット絵はSGB準拠のカラーとなり、さらにカラーイラストも追加された。
ゲーム内交換イベントの更新も「自分の目で確かめてみよう」ってそれは無いんじゃない?
しかし2ページのみとはいえ、田尻氏への続編に関するインタビューは見所。
「前作に送った時点でランダム孵化する卵」という無茶な構想が語られている。
なお前巻ともども監修が糸井重里だが、これはエイプ社の代表だからだと思われる。
1997/01/31 ポケットモンスターを遊びつくす本 青

 キルタイムコミュニケーション

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詳細は赤緑に準ずる。追加ページが実質無かったので手抜きに感じた。
っていうか赤緑のほうで青版ネタをやったのにそっちの回収はしないのかよ。
青固有の情報は出現率データのみで、「ちょっといい話」すらも緑の流用。
画面写真も流用であり、すなわち「青」のものではない。
当時としても「遊びつくす本」ファンとしては残念な内容だった。
その上、イラストも青の描き下ろしではなく従来通り。
とはいえ正確な出現率データを確認できるという点では上記の本より優秀。
1997/02/22 ポケットモンスター大百科 赤・緑・青

 エニックス

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エニックス初参戦。文庫サイズの表紙を飾る御三家イラストは杉森建の描き下ろし!
1ページだけ存在するタッチの異なる挿絵は4コマ劇場の成田美穂のようだ。
あと「データ解析」として4名のスタッフが並んでいるが何をしたんだろうか。
情報自体は誤記も含めて、他の本と同様に提供データの受け売りのようだが。
全ページにわたって漢字にルビが振ってある、真に子供を意識した最初の攻略本。
内容的にはマップ等を廃しポケモンに特化し、1種類別に詳しく解説した最初の本でもある。
特に、使える技マシンを番号だけでなく技名を表示しているのはわかりやすい。
(その分、モルフォンのメガトンキックがやたら印象に残る)。
個別解説はごく薄目だが、ゴースト系の弱点として地面をはっきり紹介した本は珍しい。
(情報自体はタイプ相性表に忠実なのだが、何故か他の本では見逃されやすい)
特別企画としての冒頭のミュウ特集(ミュウツーとの比較や対決、技解説など)に注目。
でもミュウはバリアーは覚えられないぞ!「指を振るのタイミングで勝った」ってのもなぁ。
自力技のみのLv100ミュウでリーグ制覇というのは面白い(変身の使い方など)
また不確定情報としてだが「眠らせる→笛で起こす→再度眠らせると捕獲率UP」説の出典。
もちろんデマだが、ゲーム攻略に慣れてるといかにも「ありそう」と判断しやすいネタである。
1997/03/25 ポケットモンスター 青 必勝攻略法

 双葉社

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双葉社(ファイティングスタジオ編)初参戦。
もともと別売りだった遊びつくす本を除けば、青のみを対象にした唯一の本。
よく見ると表紙に「赤緑対応」とあるが、出現率データなどは青のものしか無い。
構成としては基本システムの解説と、マップ付きのシナリオ攻略、そしてポケモン別の紹介。
オールカラーで、足跡や卵といった「怪獣」的な装幀が見られるのが特徴。
ドーピングによる基礎ポイント上昇は「Lvアップ時の上昇率を増やす」としている。
対戦アドバイス(ルール設定など)は「遊びつくす本」と酷似している部分が多いのが引っかかる。
(レベル別・タイプ別・同種戦・無差別戦という4ルールがそのまま、等)
奥付によるとライターは「松本英明」さんだが、ありふれた名前につき詳細不明。
この本の大きな特徴は、種族値(本書曰く「成長特性値」)をグラフで表記している点である。
ただし相対評価で、例えばラッキーのHPやマルマインの素早さを上限としている。
わざわざ手間がかかる上にあまり役に立たないアレンジをした理由は謎。
ポケモンの技データは上記の本同様に番号だけでなく技名があり見やすい(不正確だが)。
ポケモンごとのタイプ相性も書いてあるが、こちらも問題。
基本的には誤った相性表を参照している上、4倍や1/4は考慮されず「抜群」「今ひとつ」のみ。
さらに相殺される場合はゲーム内の表記優先で、フリーザーに氷が抜群、等の記述も見られる。
1997/05/20 ポケットモンスター ミニミニ大事典

 ティーツー出版

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「ポケモン推進委員会」(奥付より)を擁するT2出版のデビュー作。
この本が発売された時点でちょうどアニメが放送開始。
攻略本でピカチュウが表紙を飾ったのはこれが初のはず。
文庫サイズで、内容は1種類ごとに1ページを費やすポケモンデータが中心。
マシン含めた覚える技と、入手方法を1ページにまとめている。コメントは図鑑のコピペだが。
マップは無い。ごく簡易的なフローチャートや、技データもあるが今さら役に立つかは不明。
構成もサイズも、上で述べた「ポケットモンスター大百科(エニックス)」に酷似している。
出現情報はこちらが詳しい(フロアも表記)が技マシンは番号のみでやや見づらい。
後発故に攻略本としてはやや物足りない印象だが、巻末のコラムが面白い。
各所で大人気の「んがょぺ」の初出はこの本である(文責は「やまざき拓」氏のようだ)。
後の同社の攻略本でもニックネームが継続して使われているので読み比べると面白い。
1997/05/31 ポケットモンスター 最終攻略読本―赤・緑・青完全対応版

 ジャパンミックス

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先行他社に対抗する気概があったとは思うのだが「最終」とはまた大きく出たタイトルだ。
内容はポケモンごとの個別解説が中心。スタイルはエニックスの大百科に似ている。
ポケモン別の入手一覧はあるが、マップやシナリオチャートは無い。
この本について特筆すべきは、通信対戦を一切考慮していないという点。
すなわちゲーム内の野生・トレーナー戦に特化した内容となっている点だ。
高PP技の評価が高い一方、ビリリダマ等の自爆技は不要と切り捨てる姿勢が大変潔い。
表紙の惹句「151匹オール殿堂入り」について本文では直接言及していないが、
解説文から読み解く限り全てのポケモンがリーグを戦えるように育てるのが目的のようだ。
151匹といってもさすがに進化前を無理矢理使い続けることは推奨しないが、
弱点が増える等、少しでもデメリットのある進化は「進化させない」選択肢も提示している。
(「かわいくなくなるから進化はやめよう」のような主観的な記述が無かったのは好評価)
技マシンについても自力技が弱いポケモンの救済と位置付け、
例えばスターミーには使わなくても十分、といった具合。
手持ち6匹だけではなく、持っているポケモン全てを育て上げるというのが最終目標というわけか。
ベロリンガは最低Lv23なので巻き付くは覚えない、のような鋭い視点も。
一部仕様の誤解(「特殊」の解釈や、進化直後にLv技を覚えられないかのような記述)があるが、
内容的には一貫性があり、解説文にはリアルタイムプレイヤーの血が通っていると感じた本。
表紙を開くと最初に目に入るのはカバー折り返しの「ファンタジーファイル」シリーズの自社広告。
これはポケモンとは無関係なのだが、RPGやファンタジーに造詣が深そうな編集部のようである。
1997/06/10 ポケットモンスター トレーナーズガイドブック

 勁文社

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表紙のカットはなかなか大胆だと思う。ポケモンがいない時点で異色。
内容はというと、ゲーム進行より「ポケモンを集める」ことに焦点を当てている。
「珍しい」「フィールド上」「進化」というテーマ別にポケモンを分類し入手法を解説。
シナリオチャートもあるが、マップは「珍しいポケモン」入手のための最低限のものに留まる。
また、ポケモンに注目しておきながら覚える技データすら見られないのは非常にまずい。
石進化のアドバイスで「技を覚えさせてから」とは言うものの、具体的なLvや技には触れない。
発売当時、既に小学館などによる総合的な攻略本が普及しきっていたことを考慮して、
既存の本とは異なる切り口で攻略したかったのかも知れないが、さすがに物足りない。
ポケモンの強化計画なんて特集もあるが、当時としてもありきたりの事しか書いていない。
しかも「低Lvから育てよう」といいつつ、高Lv野生ポケモン捕獲を推奨する一貫性の無さ。
せめてコメントがもう少し個性的ならまだ誉めようもあったのだが、これでは…。
なおミュウの画面写真があるが明らかに不審。Lv53で経験値193053、次まで734639だと?!
1997/06 ポケットモンスターを150匹集める本

 キルタイムコミュニケーション

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遊びつくす本シリーズとしては微妙なポジションにある本。
シールを攻略本に貼りながらポケモンを集めようというコンセプトだが情報量はごく薄い。
一応、簡単な入手ガイドと覚える技(マシン除く)情報はあるが攻略要素はそれだけ。
青版に関する情報は皆無、フシギダネの進化Lvが9になっていることを考えると、
どうやら最初期の提供情報で作られた本のようで、なぜこのタイミングで出したのか謎。
情報の量でも質でも全く見るべきところが無い。
リアルタイムでもほとんど顧みられていなかった印象。付録に興味が無ければスルー安定。
また本に直接シールを貼る前提なので、中古市場でまともに扱われる品が少ない?
余談だが、シール付属のポケモン攻略本は本書が初である。
1997/07/01 タイプ別・ポケットモンスター 必勝マニュアル

 小学館

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ストーリー攻略などを廃し、タイプ別にポケモンの紹介に特化した本。
その有効性はさておきおすすめ技の紹介などもある。
具体的に覚えられる技のリストなどは無いので他の攻略本の副読本的な位置。
全体的にカラフルで、シンプルながらツボを押さえた解説があり、
パラメータに関するマニアックな入れ知恵も無いのでライトユーザー向けか。
タイプの相性を説明する公式絵に似せたイラストは相原和典氏によるのもで、
氏の名前は後にも様々なポケモン関連書で見られる(→参考)。
1997/07/16 ポケットモンスターを極める本

 キルタイムコミュニケーション

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ポケモン攻略本史を語る上では外せない異色な本。
まず表紙のニドキングを選んだ意味がかなり謎。
中身としては「対戦を極める」ことに特化している。
他の攻略本ではお茶を濁していた能力成長なども具体的に検証した痕跡には好感。
ただし編集部で育てたというLv100ポケモンのステータスの疑惑は以前調べた
対戦については、実戦的な構築というよりはコンセプトパーティの運用例が中心だが、
対戦時の立ち回りなどについては実戦を重ねたらしきリアリティがある。
(それだけにイワークの過大評価などが本当に謎なんだけどね)
これ以上はまた別の機会に語りたい。
メモ:第2刷は8月10日
1997/07/28 ポケットモンスターを遊びつくす本(オールカラー版)

 キルタイムコミュニケーション

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内容はオールカラー。イラストはもちろん見出しなどもカラーで見やすくなった。
さらにイラストが新規のものに差し代わった。挿絵や背景もしっかり変わっている。
一方でゲームの画面写真はそのまま。青版なのに赤緑からの流用なのも同様。
「スロットマシンの略」のような単純な誤植まで放置されている。
モノクロ版における「ゼニガメバージョン」のページは金銀最新情報(当時)に差し代わっている。
(ただし、元々そのページが存在しなかった青版では金銀情報は無い。損した気分?)
おまけとして、パッケージ(表紙)デザインのシールが付録になっている。
後はプレゼント企画などが省略されたくらいしか違いは無いはず。
(なお旧版でも、当然ながら締切以降に発行された版では広告に差し代わっている)
Amazonの相場は不安定なので、旧版か新版か安い方を買えばいいと思うよ。

公式大会の告知により、この夏は攻略本ラッシュが続く。
青のみ
1997/08/05 強いポケモンの育てかた

 ティーツー出版

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表題の通り、いかに強く育てるかというポイントを冒頭で解説。
「進化させるレベルがいつでも最終的な強さは変わらない」
という結論をこの時点で出したのは評価。
また同レベル同種族における初期能力の比較や、
高レベル野生ポケモンと低レベルから育てた場合の比較など、
成長システムの片鱗に触れたような記事もある。当時としては新しい。
ポケモン個別情報は進化系ごとにひとまとめにしてあるのも良い。
入手指南から対戦のおすすめ技まで1まとめにしているが。
ところでこの本といえば「技効率」という迷基準だろう。
これは技の威力と命中とPPの積を基にした技の評価値。
PPをかけるのは、対戦よりむしろシナリオ攻略を重視しているのか?
1997/08/20 ウルトラスーパーDX ポケットモンスター最強トレーナーズ手帳

 高橋書店

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タイトルのインパクトだけならナンバーワン。あの「手帳は高橋」の高橋書店だ!
さすがに手帳サイズではなくA5版だが、書き込み用ページも一応ある。
タイトルに負けず、中身も派手な色遣いでとにかく印象は強い。
ダンジョンマップ(アイテムもわかる)、主要トレーナー攻略、ポケモン解説、
さらには「ポケモン探偵団」なるおふざけコーナーまで盛りだくさん。
ただポケモンの覚える技は小学館公式と同じくらい見にくい。
個々の技の威力や命中率も具体的な数値ではなくABC表記に留まる。
対戦の具体的な攻略はなかなか見物。種族値に基づく素早さランクなんかも載ってる。
ただ、対エスパーとしてスピアーをやたらを推してるのは気になった(本当に勝てたの?)。
本来はビニールのジャケット付きだが、劣化しやすい素材なので無いものと考えよう。
ちなみに発行日は奥付ではなく裏表紙に書いてあった。
1997/09/10 ポケットモンスター全わざ大図鑑

 ティーツー出版

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「技」に注目した珍しい攻略本。全ての技をカラーイラストで紹介。
イラストレーターは成田保宏氏。任天堂の攻略本関連では他にもいくつか手がけているようで。
似合うポケモンベスト3の基準が謎。特に花びらの舞、そいつら全員覚えないじゃねーか!
ハサミギロチンで「敵のレベルが自分より下であるほど」当たりやすいと書いているが未来人?
攻略要素が無いわけでもない。特に技から引ける覚えるポケモンリストは珍しい(ミスはあるが)。
しかし、どちらかといえばイラスト集を楽しむ目的で買う本だろう。
公式絵が少なかった時代は参考資料としての需要もあったのではないか。
1997/09/27 ポケットモンスターマスターノート

 宝島

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「新旧イラスト」のシール付属が売り文句。ポケモンごとに3枚付属。
新イラストが大小2枚で旧イラストが1枚。さらにピカチュウ(新)の特大シールがある。
今の感覚だとよくわからないかも知れないが、当時は青発売によって、
公式イラストとドット絵が新規に用意されたのは大きな出来事だった。
内容だが、書き込みスペースが多い。町へ着いたときのタイムや図鑑をはじめ、
各ポケモンのニックネームや技、パーティ編成を記録したり、
交換や対戦の記録を付ける部分もある。まさに「ノート」である。
なお本文では同社が以前にも初代の攻略本を出したことを示唆しているが詳細不明。
1997/10 ポケットモンスター 赤・緑・青 必勝攻略法

 双葉社

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このタイトルで表紙がピカチュウのみというのが今見ると笑える。  
1997/10/25 ポケットモンスター冒険セット

 TVGamer

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知られざる超力作。後発型の総合攻略本として頑張っている。
まず付属のポスターが凄い。フィールドマップの画面写真を繋いで1枚の大きな地図にし、
攻略チャートや簡易なエンカウント表、販売アイテムなどをまとめている。
内容自体に目新しさはないが、これを1枚のポスターにまとめているのである。
なお、ポケモンの笛を取ったら真っ先にシルフを攻略するという珍しいルートを推奨している。
もう一枚のポスターはリアルな3DCGマップと技・アイテムデータが見られる。
本体はポケモンデータ中心。1体に1ページを費やしているので見やすい。
手持ちの資料で確認する限り、ポケモンの覚える技データが正しくなっているのはこの本から。
さらに凄いのは、97カップのルールを前提としたステータスリストがあることである。
最終進化系を中心とした多くのポケモンのLv50〜55のパラメータが掲載。
もちろんスタッフが独自に育てたものなので実用性は疑問だが、
ポケスタ発売以前に公式大会に注目した本というのは異質である。
(極める本はLv100対戦が基本だったみたいだし)
攻略本として惜しいのはダンジョンマップが無いことくらいである。
付録として全ポケモンのシールも付属している(このパターン多いな)。
なお付属のポスターが無いと魅力半減なので、通販の際は必ず業者に問い合わせること。
1997/10
手作りポケモン図鑑

 ティーツー出版

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最近その存在を知った謎の本。書き込みを前提とした攻略ノート的なもの?  
1997/11/10 全ポケモンレベル100
ポケットモンスタートレーナーズガイドブック〈2〉

 勁文社

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二番煎じ乙!と笑うのはたやすいのだが、同社のトレーナーズガイドの2巻という体裁、
フルカラーで1ページ1体、かつLv100能力値と覚える技を全て記載するなど、
他社には見られなかったポイントも多い。何より直球のタイトルは印象的である。
ただし実際のパラメータについては極める本と同程度に疑惑だらけである。
ポケモン情報に詳しいが、具体的な入手手段の記述は無し。前巻で扱ったことは省いたか。
また「早めに進化させた方が最終的に強くなる(イーブイの頁)」や、
複合タイプの相性は耐性優先(草&毒への毒は半減)という根拠不明の誤情報や、
相変わらずの修得技データの間違いが存在する。
モルフォンがメガトンキックを覚えるというぶっ飛んだ解説も。
(データだけなら当時の他の本にもあったが、解説文で明言したのは本書くらいだろう)
1997/11/30 ポケットモンスター用語辞典

 ティーツー出版

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ゲーム内に登場するあらゆる用語を五十音順に引ける。ポケモン、技、アイテム、
さらに登場人物(「つりおやじ」等、道具をくれるだけのモブキャラ含む)まで。
これらをいっぺんに引ける索引は他の本では見あたらない。
記述自体はあっさりしており、プレイヤーにとっては今さらだが、
ブーム以後にこのゲーム(あるいはアニメ)に触れた人にはありがたい本だったのでは。
特に子供の話題についていきたい大人にとっては重宝した本と思う。
イラストは公式絵の他、同社の「全わざ大図鑑」からの流用が見られる。
ちなみに表紙には「第一版」とあるが、二版以降が発行されたという話は寡聞にして知らない。
用語事典とは別におまけのような記事があり、ジムリーダーや四天王の解説もある。
特にライバルに関しては、技を槍玉に挙げた辛辣なコメントが面白い。
なおコラムで紹介されていた、東京大会で優勝した女の子
(名前は出ていないが、ここを読んでいる人には周知だろう)の名言
「ポイントはケンタロス」の初出はこの本である可能性が高い。
1997/11/21 ポケットモンスター大百科―赤緑青 (2)

 エニックス

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少し前に出た「全わざ大図鑑」同様、こちらも技がメインの本。
技別にその効果と覚えられるポケモンを確認できる。
新旧の公式イラストからそれっぽいのを選び、エフェクトを付けて技のように見せている。
この本の上記同様、覚える技情報が正しくなっている点に注目。
例えばネコに小判はミュウツーも覚えることになってるし、
メガトンキックを覚えるポケモンの中にモルフォンは入っていない。
(2つ上の本の解説も参照のこと)
一方でタイプ相性は相変わらず間違っているという点に注意。
今後は他の本も含めて「修正された時期」を検証する必要がある。
内容的には、技の説明と覚えるポケモンが1ページにまとまっているので実用性は高い。
炎のパンチのページでリザードのイラストなのは、割当の都合上仕方なかったか。
覚えるポケモンの少ない技には、空欄を利用したコラムがぎっしり!
折り込み付録にはポケモンの捕獲場所と最低レベルが書き込まれた地図イラストも。
全体的にコンパクトながら見やすくまとまっている。副読本としておすすめ。
1998/1/10 ポケットモンスター全百科

 小学館

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ついに出たコロタン文庫。オールカラーの画面写真によるマップが特徴。
小さいながらも階段の繋がりや落ちているアイテムも明記。
進行順に、新しく手に入るポケモンということでポケモンデータを掲載。
ただしポケモン別の索引は無い上に、技マシンデータは無いので使いにくい。
後年の本にも関わらずレベル技のデータも間違っている(ルージュラとか)。
あくまでストーリー攻略がメインの本と割り切るべきか。
ちなみにイラストは相原和典によるもの。
1998/9/20 ポケモンスタジアム―任天堂公式ガイドブック

 小学館

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全てのトーナメントにおいて、対戦相手の詳細な技情報が確認できる。
出場可能ポケモンについては簡単な育成資料もある。
コメントは無難なことばかりかと思いきやたまに変のがあって楽しい。
この本は最大の魅力は現実の大会に出場したトレーナーのデータである。
ゲーム内の情報についても各2ページで紹介し、巻末にはインタビューも掲載。
ご本人に会う機会があったら是非持っていって詳しい話を聞いてみよう。
1999/1/16 ポケットモンスター大事典

 ティーツー出版

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今でこそ人が死ぬ厚さの本は当たり前だが、当時としては極厚の576ページ。
ただしその大半はポケモンデータである。1種に2ページを使うという贅沢仕様。
1種あたり2ページ使って、覚える技データから入手法、運用法まで解説している。
技データは画面写真付きで、1ページに6つのみという贅沢仕様。
全体的にページ数稼ぎの感があるのは仕方ないか。
シナリオ攻略も当然のようにオールカラー画面写真。
新しめの本だけあってデータは割と正確だが、ハナダの洞窟のベトベトンや、
ひっかくのPP(これはジョバンニ先生ですら誤解していたが)のような定番の誤りはある。
とはいえ、全体的には初代ポケモン攻略本の決定版と言うべき出来である。
ティーツー出版によるポケモン攻略本の集大成と呼べる力作である。
2001/3/3 ポケモンスタジアム金銀―Mycom mook

 毎日コミュニケーションズ

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大丈夫!トランセル種市の攻略本だよ!!
この攻略本もCPのデータが詳細である。技から攻略法まで確認。
160ページそこそこの本だが情報の密度はかなり濃いと言える。
ポケモンの育成データなどは無いので、そこは他の本やサイトを参考にしよう。
また、2000カップにおける実在トレーナーの情報を掲載。なんと写真付きだ。
ゲームには登場しないが、当時はモバイルでデータをDLして観戦や対戦が出来た。
ただ、誤植はかなり多いと思われる。
技がハガネールと同じになっているヘラクロスなど明らかにおかしいものや、
技マシン07を持つヤドランや、何も持ってないスターミーという実戦ではあり得ない例、
データと解説文の矛盾(腹太鼓カビを解説しているが、データでは覚えてない)、
さらにデータ自体は自然だが関係者によって誤りが指摘された部分もある。
2016/3/1 らくらく攻略手帖
初代ポケモン(赤・緑・青・ピカチュウ)完全攻略!

 三才ブックス

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VC版に合わせ、公式に先駆けて発売された攻略本。
明らかに非公式本ではあるが特例として取り扱うことにする。
仕様などは知らされていないはずなので見切り発車の執筆となる。
なんと「遊びつくす本」リスペクトの(?)A6版だ!
「ちょっといい話」よろしく「ポケモンあるある」があるが1コーナーに限られている(ネタ不足?)
カバーは赤いがカバー下は緑。こういう小ネタも面白い。
内容は簡易チャートとポケモンデータ、そして育成指南が中心。110ページだが濃い。
マップが無い点は注意。他の本と組み合わせるといい(全百科が補完性能高し)?
ポケモンデータは種族値と技が確認できるが、フォントがかなり小さめなのが難点。
場所別の出現率データはないがポケモンごとに入手場所の一部を書いてある。
同社は裏ネタ上等の出版社だが、本書ではバグ技の類は一切扱っていない。
一方で能力値の仕組み(努力値などの用語も使って)はかなり突っ込んだ解説がある。
Lv50なら努力レベル62(努力値61010)でいいとか、
当時のガチ勢にもほとんど知られていない情報が!
内容にはいくつか間違いもある。正誤表を作ったので参考にして欲しい。
ちなみに奥付上の発行日は先の通りだが、書店には2月26日に陳列された。

 

 

 

 

 

情報提供:カツノリさん 「オールカラー版遊びつくす本(赤緑)」について


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