MTO 2005/04/28
お茶犬が横スクロールアクションに。日本の四季をお茶犬達が駆け回る。
GBAで出たお茶犬シリーズでは一番のんびり遊べるかも知れない。
攻撃手段は踏みつけのみ、ライフ制で回復アイテムも豊富、時間制限も即死罠もない簡単シンプルアクションゲーム。
ステージは日本の四季がコンセプトか。
春夏秋冬ごとに各2パターン用意され、それぞれ同じマップが3種類となっている。
使い回しといえばそれまでだが、四季の変化をのんびり感じられるという意味で、どちらかといえばプラス。
一部、背景と足場の違いが多少わかりにくいのがアクションとしては問題か。
ボス戦などは無く、ステージのラストはミニゲーム。しかもクリアしなくても先に進める。
お茶犬7種類、お茶猫3種類、さらにメイキングしたオリジナルお茶犬から好きなキャラを選んででプレイできる。
ステージ開始時にキャラを選べる。とはいっても、操作系統は犬と猫の2種類しか無いのだが。
犬はホバリングとスライディングができ、猫は2段ジャンプができる。
全編を通して猫の方が圧倒的に有利なのがちょっと気になった。
敵を踏んだ後はジャンプがリセットされるため、2段ジャンプの繰り返しで空中をかなり自由に動けるのだ。
「猫は行けるけど犬は行けない」場所は多いのに、その逆はほとんど無い。操作が楽しいのも猫の方。
犬はせめてもう少しホバリング時間が長ければ良かったのに。
でもスライディング→キャンセル移動による高速移動はちょっとだけ楽しい。
ステージ中に隠されたアイテムを集めるのもやり込み要素の一つ。
集めたグッズは部屋に飾られ、集めたパーツで「お茶犬つくーる」のバリエーションが増える。
しかし犬しか作れない上にパーツが限られ、リョクの色違い+アクセサリしか作れない。
しかもオリジナルお茶犬でプレイすると出てこないアイテムもあるという不遇。
とりあえず、伊藤園のグッズ限定の「ほうじ茶犬」でも作ってみる?
(体の色は3段目の一番右、耳の色は1段目の右から2番目がそれっぽい)
ステージクリアとアイテムコレクションだけなら簡単だが、スコアアタックはちょっとシビア。
出現する葉っぱや敵の位置をしっかり把握して慎重にプレイする必要がある。
特に葉っぱを探すにはステージ中をくまなく探索する必要あり。
全体としては、プレイヤーによって色々遊べる間口の広いソフト。
お茶犬が好き(嫌いじゃない)なら買って損は無いかも。
最終更新日:2011/01/25
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