〜路線バスの旅−長編シリーズ〜
しまなみ海道の旅
作成日:2001/06/23


今回はGWを利用して西に行って来ました。一応、メインはしまなみ海道だったのですが、しまなみ海道を横断する日にどしゃ降りの雨という最悪の天候でした。日頃の行いが悪いのでしょうか?バス会社名のカッコ内の数字は、作成時のおよその本数と所要時間です。



0.羽田空港 ⇒ 石見空港
ANK(1日2便)

GWという事でどの方面も軒並み満席となっているのに、この路線は空席がありました。石見空港発着の路線は苦戦しているらしいです。私は事前までローカル線だと言う事を知らなかったので、気合を入れて発売日当日の9:30に予約したんですが、当日空港でも買えました(苦笑)。

1.石見空港 ⇒ 益田駅(JR山陰本線)
石見交通(飛行機に接続して運転:12分)


▲ 石見交通
石見空港は1日3便しか来ない事もあってかとても小さい空港でした。空港からは、益田駅まで行くリムジンバスが接続しているので取りあえず駅まで行く事にします。リムジンバスと言っても至って普通のバスでした。

東京便到着にも関わらずバスの乗客はほんの数名でした。地元の人は自家用車で、観光客はタクシーなのでしょうか?

【 益田競馬場 】


▲ 益田競馬場

▲ 手書きの投票用紙
日本で一番小さい競馬場の益田競馬場です。1200メートルの競争でも1周半ぐらい走ります。天候のせいもあってか第1レースは50人ぐらいしか観客が居なかったように思えます。 そして、投票用紙は手書きです。久しぶりにわら半紙を見たような気がするのですが、なんか高校時代を思い出しますね。

益田競馬場へは、駅から送迎バスが走っています。送迎バスと言っても定期バスにただで乗れるという変わったシステムでした。リムジンバスで途中下車しても行く事が出来ます。

2.益田駅(JR山陰本線) ⇒ 浜田駅(JR山陰本線)
石見交通(1日6本:1時間20分)


▲ 石見交通
益田からも広島行きのバスが走っていますが、時間があるので浜田まで行って広島に向かう事にしました。リムジンバスが普通のバスだったので、きっと同じようなのが来るのかと思いきや、立派なバスがやって来ました。

鉄道と並行しているので通しで乗る客は暇人とバスマニーぐらいでしょう。私が乗車したバスも通しで乗ったのは私一人でした。

3.浜田駅(JR山陰本線) ⇒ 広島バスセンター
中国JRバス・石見交通・広島電鉄(1〜2時間1〜2本:2時間)


▲ 中国JRバス
日も落ちて来たので本日の宿泊地、広島に向かう事にします。浜田駅でバスを待っている時に丁度広島発のバスが到着したのですが、補助席まで使って本当の満席状態でした。さすがGWって感じです。

私が乗ったのは中国JR便でした。広島方面は、人の流れと逆のようでガラガラでした。道も空いていて定刻通りに広島に到着しました。

【 畳ヶ浦 】


一面畳のようだから畳ヶ浦と言うのでしょうね。結構有名な観光地らしいのですが誰もいません。「畳ヶ浦入口」というバス停で降りて海の方に歩いて下って行くのですが、結構離れている上にロクな案内表示も無く行きはかなり遠回りをしてしまいました。帰りは、行きの反省を活かして早めに山を登ったのですが、それが失敗だったようでそのまま山奥に行ってしまい遭難しました(苦笑)。

歩いても歩いても国道に出ずだんだんと建物の姿が見えなくって、峠の中腹のようなところでようやく国道に出る事が出来ました。しかし今度はバス停が無い。国道に出てから15分ぐらい歩いてようやくバス停を発見しました。ちなみに発見したバス停は、降りたバス停の隣のバス停でした。かなりいい運動になりました。



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