〜路線バスの旅−長編シリーズ〜
信州湖畔経由 瀬戸内海行
作成日:2000/08/19


夏という事で私の好きな信州へ。当初は諏訪までの予定だったのですが、お盆休みで時間があったので大阪を経由して四国まで行って来ました。何気に大阪より西に行くのは初めてです。 バス会社名のカッコ内の数字は、作成時のおよその本数と所要時間です。



1.池袋駅(JR山手線など) ⇒ 小諸駅(JR小海線など)
西武高原バス・千曲バス(1日2本:3時間30分)

西武高原バス 出発は池袋駅です。私が乗ったのは軽井沢経由上田行きの西武高原便。新幹線と競合しているだけあって苦戦している路線らしいです。それを裏付けるかのように殆どの人が新幹線のない小諸駅で降りました。


2.小諸駅(JR小海線など) ⇒ 高峰温泉 ⇒ 佐久平駅(JR長野新幹線など)
JRバス関東(1日1〜2本:佐久平〜高峰温泉 1時間)

JRバス 小諸から白樺湖方面へ向かうのですが、時間があったので高峰高原に寄道して行く事にしました。本数が少ないので往復同じバスに乗る事になります。

この路線はひたすら山を登り、最後の数キロは砂利道を走ります。砂利道の区間は冬季はスキー場になっているので、冬は行先が変わります。夏休み期間だけ、高峰温泉からさらに先へ向かうバス(千曲バス)も走ってました。

【 小諸の風景 】
小諸は古くからある町だけあって歴史を感じさせる建物が残っています。ただ、新幹線のルートを外れた事により、昔のような活気が無くなってしまったようです。

写真左⇒小諸駅前にある懐古園。
写真右⇒駅前の通りで丁度夏祭りをやっていました。バスは当然迂回します。

懐古園 夏祭り

【 高峰高原 】
何にも無くて個人的に好きな風景です。バスが通る最高地点は車坂峠で、標高2000メートル弱です。バスに乗る時は暑かったけど、降りた時は肌寒かった。

写真左⇒高峰温泉バス停付近から見た風景。
写真右⇒バスが走る砂利道区間。


高峰高原 高峰高原

3.佐久平駅(JR長野新幹線など) ⇒ 蓼科牧場
JRバス関東・千曲バス(1日5〜7本:1時間)

千曲バス 山から降りてきたのですが、白樺湖行きに乗りまた登ります。この路線に乗るのは2回目で、前回は雪の降る真冬に乗りました。雪景色もいいですが、やはり高原は夏の方が景色が良いです。

JRと千曲の共同運行の路線です。他の路線と並行している「芦田」までは急行運転します。茅野から白樺湖というルートに対抗すべく?去年辺りに運賃が大幅に引き下げられた(約半額)珍しい路線です。

【 女神湖・相模原市民たてしな自然村 】
女神湖(写真左:女神湖バス停下車すぐ)は白樺湖・蓼科湖と違ってとても静かで高原気分を味わえる場所です。女神湖バス停と蓼科牧場バス停はすぐ傍なので散歩がてら歩いた方が早いです。 ついでに、貸し別荘形式の「相模原市民たてしな自然村」(写真右:女神湖・蓼科牧場バス停下車徒歩10分)もこの付近にあります。私が中学の頃に1度来た事があります。

女神湖 相模原市民たてしな自然村

4.蓼科牧場 ⇒ 蓼科湖 ⇒ 東白樺湖
諏訪バス(1日3〜4本:50分:季節運行)

諏訪バス 蓼科牧場で乗換えて、蓼科湖に寄道しながら白樺湖に向かいます。白樺湖と蓼科湖を結ぶ路線は季節運行ですが、茅野駅からは通年で両方面へのバスが出ています。

蓼科牧場と言っても目の前に牧場があって牛がウロウロしているところではなく、バス停の目の前にあるのはスキー場でした。でも、ゴンドラは通年で運行しているようです。

蓼科湖 【 蓼科湖 】
蓼科湖のバス停付近は駐車場やお店もあって完全な観光地と化しているのであまりオススメは出来ません。ちょっと歩いて静かな所から湖畔を眺める方がいいと思います。



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