〜路線バスの旅−長編シリーズ〜
伊豆半島の旅
作成日:2000/07/08


今回の行先は、近場だけども今まで手を出していなかった伊豆半島にしました。伊豆はとても人気のある観光地で、いつも混んでいる為敬遠していたのですが、梅雨のこの時期なら空いているだろうという事で、あまり天気には恵まれませんでしたが行って来ました。

バス会社名のカッコ内の数字は、作成時のおよその本数と所要時間です。なお、東海バスグループ各社は全て東海バスとして表記してあります。



1.東京駅(JR東海道本線など) ⇒ 沼津駅(JR東海道本線)
JRバス関東(1日1本:2時間20分)

東京駅 東京駅から東名高速ハイウェイバスに乗って出発します。沼津行きは、夜間に1本しかありません。

10名程度の乗客を乗せて出発し、ガラガラの東名高速を軽快に走って行きます。大半の人が東名御殿場で下車し、終点まで行ったのは数名でした。沼津到着が22時ごろなので無条件で泊まりになります。

※ この路線は '2000/7/20 の改正で廃止

2.沼津駅(JR東海道本線) ⇒ 沼津港
箱根登山鉄道・伊豆箱根鉄道(1時間2〜3本:10分)

伊豆箱根鉄道 伊豆に向かう船に乗るべく港に向かいます。市内の高校生がデザインしたらしい、やたら派手な伊豆箱根のノンステップバス(←写真)です。名前はぞうさん号?

休日の朝という事もあって駅前ロータリーの人通りは多くなく、乗客もわずかでした。箱根登山バスも走っていますが、ルートが異なるようです。

3.沼津港 ⇒ 土肥港
伊豆箱根鉄道(1日4〜7本:35分:季節曜日により本数変動)

こばるとあろー 伊豆箱根鉄道の高速船「こばるとあろー」に乗って伊豆半島に上陸します。私が乗ったの船は、写真より少し小さいものです(乗った船は写真が撮り難かったので)。

朝一番の船だったせいか貸切でした。今まで路線バスを貸切った事は幾度もありますが、定員が150人を越す船を貸切るのは初めてです。デッキに出れば気分は加山雄三と言ったところでしょうか。

【 〜デッキからの風景〜 】
沼津港を出発すると右手に富士山(写真左)が見えて来ます。パンフレットにあるような綺麗な富士山は見えませんでしたが、でかい山だという事はわかりました。過去に1度だけあの山の頂上に登った事があります。
左手には伊豆半島(写真右)が見えてきます。海水浴場や観光地が多い東伊豆と違って、このあたりは人家も少なく対照的な感じです。

富士山 伊豆半島


4.土肥港 ⇒ 堂ヶ島
東海バス(1時間1〜2本:40分)

東海バス 土肥(トイ)港でバスに乗換えです。港からすぐの所にバス停がありそこからも乗れますが、海辺をブラブラと歩いて土肥温泉(徒歩10分)から乗るのもいいと思います。

土肥温泉には東海バスの発券所があります。窓口のお姉さんが薦めてくれた昼間しか使えないがお得な「特殊回数券」を買ってバスに乗り込みます。乗ったバスは路線バスとしてはグレードの高い車両でラッキーでした。ただ塗装が不思議。

【 土肥温泉の風景 】
海岸(写真左)は綺麗に整備されています。こういう所は大抵カップルが多いのですが、土肥温泉という土地柄のせいか全くいませんでした。海岸の脇には、不思議な花時計(写真右)がありました。世界一の花時計と書いてありましたが、何が理由で世界一なのかは書いてありませんでした。

土肥温泉 花時計




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