ひとりごと ! いいはなし ! 第3章 |
感謝と喜び
父の日に、息子と娘から 「お父さん ! どうしてる? 元気?」
遠く離れてる私を心配して、毎年電話してくる。
その度に「大丈夫! 元気! 有難う!」と返事するのが常である。
私にとって父の日は、亡くなって久しい父を思い出す日でもある。
明治生まれの父は、いつも背筋を真っ直ぐに!前を向いて生きていた!
そして私は父の弱音を聞いたことはなかった。これまでわたしのページで
紹介してきたが、終戦時・・・家と財産のすべてを失って裸一貫になり、
朝鮮半島で長年築いた苦労が水泡に帰した時でさえ、
父は何一つ 不平も愚痴も漏らさなかった。
母も又同じだった。 私の父は・・・強い父であった。
あなたは、こんな歌を知っていますか??
父よ あなたは 強かった 泥水すすり 草をかみ・・・
私の少年時代の軍歌です。
私は今年も、息子と娘に・・・・
美味しいボトル入りの天然水を飲み
美味しい 刺身と ビフテキを 食べてるよ ・・・・
父さんのことは心配するな!!・・・・・と答えると思います。
(ミヤマキリシマの咲く山で)
そして毎年そうありたいと思っていますが・・・・
戦後わずか50数年、泥水どころか 美味しいビールやお酒、
草どころか 美味しいものを山ほど食べて・・・
どうしてこんなに父は弱くなったんでしょう??
そして私は一人弱気になると
父よ あなたは 強かった 泥水すすり 草をかみ・・・
と ひとりごと を言っています。
どなたかのこの軍歌の歌詞をご存知なら
メールか「あなたのページ」で教えてください
あなたの指は 何本ありますか?
10本 だよ・・・ 変なこと聞くなとばかり睨み付けられる
正解は20本である。 殆どの人は足の指を忘れてる・・・
20数年前、ある女性に会った。その中年の女性は 誰よりも 明るく
キラキラ輝いていた。その人は 私には 3本も指がある・・・と感謝していた。
20本の指があっても20本もあると感謝している人はいない。
Y子さんは、高校3年の時に、母の死がきっかけとなって
鉄道自殺を計り・・・奇跡的に命をとりとめるが、
右腕の指3本を残して、3肢を切断した。
重度の障害を克服して主婦と母の立場を貫く人生
生きるって すばらしい ! なんて楽しい ことなんでしょう!!
講演のむすびの言葉である
私たちは すべてのことに 感謝すること!
いつも 喜ぶこと ! を
忘れた人生を送っては いないだろか
15年も前に講談社から発行された 生きるってすばらしいの本と
最近のベストセラー五体不満足の本が 私の本棚に並んでいる。
五体不満足の若者は、1本も指がない。 でも明るく生きている!!
あなたも私も 20本も 指がある!!
もっと 喜び 感謝に溢れてもいいのでは ! ! ・・