第16章 私の21世紀はがんとの闘いで始まった。 国立がんセンター 1月22日膀胱がんの手術。 800ccの自己血液を保存して手術に臨んだが出血がひどく 1600ccを追加輸血さらに血小板の輸血も受けた。 手術は約8時間かなりの大手術となったようである。 進行性の悪性腫瘍でリンパ球の一部も摘出したようである。 集中管理室で1週間・・・やっと15階Bの病室に戻れた。 不安と精神的に弱りストレスのためか吐血が2晩も続く 胃カメラで胃潰瘍とわかり・・・その治療も始まった。 1ヶ月余の入院で・・・2月26日退院、通院しながら 息子の家で弱った体力・気力を充電し、4月13日自宅に帰る。 今回のひとりごとは病気の経過のみになりましたが ホームページの更新が出来ず申し訳ありませんでした。 多くの方々からメールやお見舞いを頂き有難う御座いました。
病気して始めて健康の有難さを知ると良く言われるが、70年間入院もせず、 昨年の今頃は山登りとマラソンとスポーツジム通いに熱中していた。
10ヶ月の間に病院3ヶ所、4回入院、3回手術・・・本当にくたびれた。 何度も死線を越えたと・・・あとで知ったが、私なりに最後の言葉を考えていた。 「死ぬことも人生の一部だ! 悲しむことなく笑って見送ってくれ!」 ( そしてニッコリ笑えたら良いかな ) 当たり前のことだが、人生には必ず終わりがある。 死ぬことも人生の一部!! 誰にも1度は必ず来る!! 生きるエネルギ、パワーが無くなった時が死ぬ時なのでしょうか。 そして退院後、療養しながら、放電したバッテリーを充電する様に・・・ 生きるためのエネルギー、パワーを充満させています。 かけがえのない人生を大切に大切に生きていきたいと思いました。
国立がんセンターは中央区、日本一の築地市場の前にあり、 病室の朝にもその活気が伝わってくる様な感じでした。 19階からの展望は素晴らしく・・・ 眼下に銀座やお台場、レインボーブリッジそして東京タワー等など・・・
元気の良い医師は朝早くから夜遅くまで・・・ 看護婦さんはいつも笑顔で忙しく・・・ 患者もがんと闘っている。 そこには、がん病棟の暗いイメージはなく むしろ明るい雰囲気で・・・ 私は助けられた感じでした。 試練と苦しみを耐え忍び、 平安と喜びを感謝しなさい(聖書) 病後のためか ひとりごと! いいはなし! 暗くなってごめんなさい。 国立がんセンター中央病院 次回は 明るい話題にしたい と思います
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