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 読書日誌
 最近は活字離れしていると感じたので、めったやたらと本を買い込み読書することにしました。 題名、著者、出版社、価格(税抜き)、そしてその本の概要についてご紹介する予定です。 一応、予定としては、なるべくコミック以外の書物について書くつもりです。 ・・・が、しかし、マンガも大好きなので、面白いマンガについてもご紹介いたします。 なお、括弧内の日付は私の読了日です。


 「胃腸は語る」 新谷弘実 著、弘文堂、\1,800_(1999/12/4)
 25万人もの患者さんを内視鏡検査された方の本。 顔に人相があるように、胃腸にも「胃相」「腸相」があるという。 それがきれいなら、その人は大変健康であるとのこと。 これらを良くするには、食生活の改善が必要であると述べられている。 結論を言えば、肉食中心から野菜食中心にするとよい。 また、日本人の大腸癌が年々増加傾向にあるという。 便秘君は、恐ろしいという事を考えさせられる。無理なダイエットは避けるべきであろう。 痛くないといわれても、個人的には内視鏡検査はいやだなぁ。


 「やさしい免疫の話」 村山知博 著、ハヤカワ文庫NF、\540_(1999/12/6)
 空気のように存在感がないが、今も確実に体の中で働いている免疫のお話し。 ある人が、インフルエンザに感染してから治るまでを例にした、 体内の免疫系の働きについての解説が分かりやすい。 目新しいところでは、「がんのワクチン」「エイズ」について、 「結核」なんかも恐ろしい。冬眠状態になった結核菌は、 免疫力が落ちたときにまた発症するという。 これを防ぐには、免疫力が落ちないようにするしかないとの事。



 「もっとおもしろくても理科」 清水義範 著、講談社文庫、\476_(2000/3/17)
 シミズ教授とサイバラ画伯が文章とマンガで繰り広げる大バトル。(紹介文より)生物の新化論から始まり、生物と非生物、動物と植物、男と女の違い、遺伝子について、 果てはビッグバンについてまでおもしろく解説している。
 個人的には、ビッグバンについてが一番面白かったです。時間も空間も無い状態からぽっと宇宙が誕生して激しくでっかくなったという。イメージ不能。 それから、宇宙の果ては地平線のようなものという考え方。ちょっと理解可能。ゴムひもの上の印が、遠い印ほど早く遠ざかる。理解理解。 従って、ある一定の距離から先(150億光年?)は、光速より早く空間が離れて行くので観測不可能。おお、宇宙の地平線だ。 その先はどうなっているのでしょうね。

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