カルシウムだけでは、丈夫な骨は作れません
骨の仕組みを知りましょう
骨は、活発に新陳代謝=生まれ変わりを繰り返している、生きた
組織です。人の場合、3年周期ですべての骨が入れ替わるといわれ、 、
その生まれ変わりは、生涯にわたって繰り返されます。
破骨細胞が古い骨を壊す
骨芽細胞が新しい骨をつくる
こうした骨の生まれ変わりに欠かせないのが、骨芽細胞と破骨
細胞です。骨芽細胞とは、新しい骨をつくる細胞。破骨細胞とは、
古い骨を壊す細胞。そして骨の生まれ変わりは、以下のように
行われます。
骨が生まれ変わるまで
破骨細胞 血液中から破骨細胞がやってくる
ぴったりと骨にくっつく酸や酵素を出して骨を溶かす
仕事が終わると破骨細胞が消える
骨芽細胞
骨芽細胞が現れるコラーゲンの芯をつくり、のりを塗る
カルシウムが付着し、新しい骨が出来る
丈夫な骨づくりには、もちろんカルシウムが欠かせません。しかし、いくら
カルシウムを摂っても、肝心の骨が生まれ変わらせるチカラが弱っていて
は、カルシウムは骨に付着しません。これからの骨づくりは、カルシウムを
摂るだけでなく、骨の細胞がきちんとはたらくよう、意識することが大切なの
です。
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MBPは、カルシウムと一諸に元気な
骨をつくもうひとつのチカラです
「MBP」って何でしょう?
MBP(ミルク・ベーシック・プロテイン)は、日本語では、乳塩基性タンパク質
呼ばれます。もともと牛乳や母乳にごくわずか含まれる機能成分です。
炭水化物5% ホエー0.6%
タンパク質3.2% MBP
(乳塩基性タンパク質)
脂 肪 3.7%
ミ ネ ラ ル カゼイン2.6%
ビ タ ミ ン 生理活性成分の多い
成分の集まり
MBPの最大の特長は、骨をつくる骨芽細胞のはたらきを活発にし、
骨を壊す破骨細胞のはたらきを調節する点です。MBPは、骨の細胞に
はたらくことで、健康で元気な骨をつくるタンパク質なのです。
骨の健康状態がそこなわれると
骨を壊す
破 骨 細 胞
Ca・Ca Ca・Ca
骨をつくる
骨 芽 細 胞
Ca・Ca Ca・Ca
MBPがはたらくと健康な強い骨に
骨芽細胞が活発になり、破骨細胞の過剰なはたらきが抑制され、
健康な状態になります。