日々色々と楽しんでます

7月24日
なんだかんだやってるうちに、鉄道模型の祭典JAMまで一ヶ月を切ってしまいました
8月20日までに製作中の荷電だけでも仕上げないと・・・・

今年に入ってから、3線式Oゲージという模型趣味が増えました、鉄道模型の中でも癒されるほのぼのとした 分野です。やはり仲間が居ないと・・・というので三線式零番振興会というクラブに入会させて頂きました。
そして今年からJAMという祭典に参加します。
という訳で一ヶ月間、Oゲージのペーパー電車の仕上げに没頭します。
造るっているのは、クモニ13という17m級の短い荷電です。
やっばり走らせられる物がないのは寂しいですからね。
ちょこちょこと暇を見つけては製作していたペーパー電車です。
車体の材料は、近所の文房具店で購入した白ボール紙です。これにCADで描いた展開図をプリンターで 印刷したのち窓等を切り抜いて箱組みにしました。
元ネタは1960年代の模型とラジオの製作記事です。
タバコの箱と比べてみても判る様に、Oゲージはかなり巨大です!!
HOゲージのペーパー車両は作った事がありますが、全てが未知の世界でした。接着剤や張り合わせ方 補強の角材の入れ方など、実験的要素が盛りだくさん・・・・かなり知識が蓄積しました。
次はもっとうまく造れそうです(^^)
やっと屋根上のディティール作業に入りました。
ヒノキの角材からパンタグラフを取り付けるベースを作製。ガイシははぐるま屋模型店の真鍮製 4段を切って、下2段とパンタを挟んで上に一段の計三段としました。
実際の形状とは全然違いますが、3線式Oゲージのトイトレインチックに仕上げる為、 目くじらを立てたようなスーパーディティールは行いません!あくまでも癒されるような ディティール重視です。
コテコテにやるとそれは3線式Oゲージではなく、OJゲージになってしまいます・・・・
難関のインサイドギヤーの加工も終えました。
右は加工前の電気機関車用の軸間59mmの物、左がそれを加工し軸間54mmのにした物です。
このパーツはすでに製造されていなくて、右の電機機関車用もデッドストックの発掘品です。
3線式Oゲージのパーツは生産(復刻)されている物は少なく、まれに倉庫から発見されたデッドストックを 運良く購入するか、オークションで落札するかしか手はない状態です。
あとは自作するのみ・・・・今回はフレームを新製して軸間隔を詰めて、DT10のスケール軸間54mmにしました。 短くなった分は中間のアイドラーギアーを上に移動させて対処。
モーターもオークションにて手に入れたジャンク品をレストアして使用。
幸いオリジナルの巻線も全て付いてきた状態だったので、アーマチュアは錆びを落とし 線を巻き直し。
その他のパーツも錆びと汚れを落として再使用。
どんなパーツも貴重なので無駄に出来ません。
こんな物も購入してたり・・・・
最近、秋葉原を徘徊しては探しまわって購入。
古いビンテージ電子パーツ達・・・・(呆れ)
元々真空管とかが大好きなのですが、とある本の影響で再燃! これらのパーツでギター用のエフェクターを作ろうと考えてます。
上のコードは1950年代のデッドストック、絹巻き線です。今回の電車にもぴったりなので オーディオ用途以外にはちょっと贅沢ですけど使おうと思ってます。

7月25日
先に難関をどんどん片付けて行きましょう、今日は車軸の製作です。
旋盤と3時間も格闘して2本しか仕上がりませんでした・・・・残りは明日。
今回使用する台車、クマタ貿易製TR11です。本来ならDT10なのですが、3線式では同じものとみなします。
ネットで販売しているのを知り、購入に行ったのですが詳しい人が留守だった為にOゲージ用が買えず、OJ用を 購入してきました。
どのみちこの台車の車輪ではフランジが低くてトイトレインのレールでは使い物にならないので、どっちを購入 しても改造しないと使えません。
でも台車自体はディティールも良くて、スプリングでイコライジングするし
ちょっと贅沢。
下の車軸が今回製作した車軸。
上のプレート車輪と車軸は、当時の規格で製造しているもの。
はぐるま屋製。
下のスポーク車輪は、カツミ本店にて見つけて購入したもの。フランジの高さは合格スレスレ(^^)
なぜ車軸を自作しなければならなかったか?というと・・・・
やっぱり雰囲気を出してプレート車輪よりスポーク車輪を・・・ということでカツミ本店で購入した 19φのスポーク車輪を使う事に決定! クマタの車輪より幅があり、フランジの高さも微妙ですが 使えそうです。
ただし問題があります・・・現行の規格で作られているのでネジ込み部分が3mmネジ・・・
旧規格だとこの部分が4mmネジでピッチがJIS規格の0.7。
台車の軸受けの部分も旧規格の3mmから2mmになります。
つまり・・・旧規格だと
車軸5mm → ねじ込み部分4mm → 台車軸受け3mm なのに対して
クマタの台車と見つけたスポーク車輪、旧規格のインサイドギアー類だと
車軸5mm → ねじ込み部分3mm → 台車軸受け2mm にしなければならず、そんな都合の良い 市販品は無いので、え〜い作ってしまえ!という事なのです(^^)

で・・・その出来は・・・・
ジャ〜ストフイットォォォ!
完璧、エクセレントです。
これで左右を繋ぐ部分を製作すれば、動力側の台車はほぼOKです。
本日の戦利品
オークションにて入手したパーツが今日届きました。
モーターのジャンク2つに、EB50の物と思われる真鍮の下回り。
ED17の物と思われる台車一式と車輪4枚ともろもろ・・・・
軸受けの飾りが欠品してますけど、付いている物から複製出来るので問題ないでしょう。 いずれも貴重なパーツであり、資源です。
有効利用しましょう。

8月2日
ようやく台車&パワートレイン完成です。
当時(昭和30年代)の雰囲気を再現する為には現在主流のステンのプラスねじはご法度!
失われてたり、新たに必要な真鍮の"マイナス"ネジとナットを削り出して新製したので時間が掛かりました。
レストアの完了したARS製のモーター。
各部の錆びと汚れを落とし、一緒に保管されていたオリジナルのエナメル線を巻き直しました。
ナットが一つ失われていたので真鍮棒より新規に削り出し。
一番手こずったのがコンミテーター、回転ぶれを起こしていてブラシがちゃんと接触しません。 アーマチュアごと旋盤に取り付けて削って強引に心を出し、滑らかに回転する様に調整。
この作業は直巻モーターを新製するという目標の為の良い経験になりました。
動力側の台車を裏側から。
改造したインサイドギャーと新製したシャフト等がクマタ製の台車に収まりました。
左右の台枠を結ぶパーツも真鍮板より新製。
非動力側の台車。
三線式の要、集電コレクターを装着。外国製トイトレインのローラータイプです。
このパーツばかりは当時の物より補修品の入手の容易な現行品を使用。
台車と絶縁する為にベークライト板と削り出したベークライトのワッシャーを介して取り付け。 取り付けねじは真鍮棒から削りだした特製マイナスネジとナット。
組んでバラして、また組んで・・・・を繰り返し、やっとスムーズに動く様になりました。
これで床板を製作して台車を取り付けると実走テストが出来ますが、まだ台車を床板に取り付ける 上手い方法を考えている最中です・・・・・
なんてタイムリー!
床下機器どうしよう・・・・模型とラジオの製作記事でも抵抗器と制御器は市販品をと 書いてあるけどそんなもの売ってるはずない・・・と思っていた所に朗報!
はぐるま屋模型店から当時の復刻版が出たので早速入手。
ホワイトメタル製なので真鍮のワイヤーブラシでこすってみました、ディティールとかが 製作中のこの荷電にマッチして凄く良い感じです。
これからの電車製作には必需品です。

クモニ13特別編
製作が忙しくて全然ページの更新が出来ませんでした。
クモニ13は、全ての作業終了後に改めて製作レポートをアップする予定ですが 途中経過のご報告を兼ねての特別編です。
JAMという鉄道模型の一大イベントに間に合わせるために、4晩近くも徹夜をしていまいました。 雨という仕事にならない天候に味方??され一週間近くも昼晩とぶっ通しで作業できたのは 本当に幸運でした。
改めて零番の電車を作るのは、労力的に大変なのを痛感させられました。
イベント中は窓ガラス代わりのエンビ板未装着の状態ながらも、沢山の人に見て、色々な 感想を言って頂けて感謝です。
特に、零番のお歴々の方に「熱いものを感じる」と言って頂けたのは 感無量でした・・・・
この世界ではまだまだハナタレ小僧以下ですからね(^^)
現在の姿です。 ほとんどの工作を終えて、0.5mm厚のエンビ板の窓ガラスを装着中。本来なら0.3mm厚を使うのでしょうが 窓枠の桁の強化も兼ねて0.5mm厚を使用。 この後、荷電特有の窓格子を作って取り付ければ、全ての作業が終了です。
先頭部分のアップ。 トップ画像の窓未装着とはまた表情が変わって、リアルになりました。 あ、窓の上の運行番号も付けないと・・・・
下廻りです。 結局旧式な交流直巻モーターは問題が多くて使い物にならず・・・・アーマチュアの部分に 最新式のコアレスモーターを突っ込んで、外側はビジュアル的面と実用面ではウエイトと モーターブラケットを兼ねさせてます。
今回の売りは、ジェネラル・エレクトリック製のビンテージ布巻き線と全て削りだしの 真鍮製マイナスねじ。シリコン整流器(セレン整流器が見つからず・・・)が??ですが 当時の雰囲気は出ていると思います。
裏側。 床下機器は抵抗器と制御器ははぐるま屋製のもの、残りは真鍮と木から削りだし。 床下機器の一つがスライドスイッチのつまみに取り付けてあって、こいつを動かす事で 前後の逆転を行います。
所属している「三線式零番振興会」の特設”庭園”風レイアウトを疾走中。 (写真がブレてしまった・・・・・) 高光度発光ダイオードによる前照灯は大成功!いい感じで光ってくれました。
ペーパー零番車両、第一作という事もあり多々不満な部分もありますけど、作ってみて本当に良かった! のが本当の感想です。 今まで作っていた模型では得ることの出来ない経験も出来、技術面でプラスになったのは言うまでもありません。
これはこれで、カーモデルと共にずっと続けていきたいですね。
というわけで・・・・
出番を待つパーツ達・・・・
DT16は新品のデッドストック!三零振の会長殿の所蔵品を分けて頂きました。とっても感謝です。
何に履かせるかは秘密・・・・

8月27日
JAMの開催中にイギリス製の古いトイ・トレインのコレクターである星野氏の機関車達と 三零振の会員の西貝氏の実際に走るホーンビーの機関車に すっかり魅了され、以前より再生中だったイギリス製のトイ機関車、バセットロークの再生を したくていてもたってもいられなくなり、本格的に再生の道へ!
自分の再生中のバセットロークです。
立派なジャンクをメディカルアートにて激安で購入、ほんとうにそれは全てのパーツに手を入れないと ならないほどのスーパージャンク!!
車輪は解けてるし(アンチ製)車体はひん曲がってるし・・・・でも写真の通り歪みの酷かった車体の基本部分は 板金作業で元に戻しました・・・・
問題は車輪・・・・・。
痛みの激しかったり、失われたりしているオリジナルの車輪は全て諦め、新たにロストワックスにて新製。
写真の上がオリジナルのアンチモニー製の車輪。中段がオリジナルを型取りして作ったワックスパターン用原型。
下の水色なのが、ロストワックス用のワックスパターン。
今回ワックスパターン注形用に購入した、アメリカ製のハンドポンプ型ワックスインジェクターです。
そして水色のつぶつぶが、溶かす前のワックス。
インジェクターの中にワックスのつぶを入れ溶かし、黒いポンプのツマミを上下するとノズルから 溶けたワックスがチューッと勢いよく噴出します。
ワックス注形に使ったシリコンゴム型です。
このHPでは毎度おなじみ、信越シリコーン1310STです。やっぱりこのシリコンの信頼性は素晴らしいです。
今回のワックス作業でもなんの問題もなく、まだまだ使えそうです。
このワックスパターンを、今年の初めぐらいからロストワックス鋳造について色々と話を重ねている 工芸鋳造を専門にやっている鋳造所へ持ち込みました。
今回は鋳造所の指定通りにワックスパターンを仕上げていったので、すぐ引き受けて頂けました。ホッ。
実際の作業では真鍮より青銅の方が作業効率が良いとの事なので、同時に持っていったテストパターンで チェックしたのちに材料を決定するそうです。青銅の方が真鍮より若干ですが硬いのだそうです。
作業工賃の事はおいといて(汗)仕上がってくるのが楽しみです(^^)

今回の様に鋳造したい物をワックスパターンにして入所すれば、引き受けて頂けるというので 今後の機関車製作に光明を見出した感じです。
でねっ・・・・
結局・・・・JAMの終わり間際に我慢しきれずメディカルアートから購入しちゃいました!
ホーンビーの101型タンク機関車LMS仕様。
カツミのB電関と並べても凄く感じが良いです(^^)ゼンマイ駆動ですがこいつも三線式動力ユニットを 新製して走らせようかな・・・・
ちなみに・・・貨車も8両近く購入してたのは公然の秘密です・・・(笑)


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