日々色々と楽しんでます

6月18日
型取り続編、反対側にシリコンを流します。
説明するのをすっかり忘れてました・・使用しているシリコンは、半透明の信越シリコンKE-1310STです。
今世間で売られているシリコンの中ではちょっと高価ですが、慣れてるので使い易いし、伸縮性や耐久性など 色々な面で信頼できます。
プラ板の枠を外し、裏返しにして粘土を取り除きます。
端からおおまかに、そしてシリコンから原型が外れてしまわない様に慎重に作業します。
細かく残った粘土やモールドの隙間、穴に残った粘土はスパチュラや爪楊枝の先で取り除きます。この時 クリーニングに使う溶剤は、ジッポーのライターオイル。
シリコンや原型を痛めないで粘土を綺麗に除去出来ます。
余分な所に流れてしまったシリコンをよく切れるカッターを使い、原型を傷つけ無いように取り除きます。
型の出来、不出来を左右する作業なので時間をかけて焦らす、根気よく・・・・
最後にティッシュや綿棒にジッポーのオイルを含ませて、全体をクリーニング。
そののちスプレータイプの離型剤を適量吹きつけます。
反対側にも先日と同量のシリコンを流して脱法。
そして同様に硬化器(食器乾燥機)にいれて硬化。 タイマーをセットして約40分位加熱。
加熱開始から約2時間後、シリコンの型を硬化器から取り出し仕切りのプラ板を取り去った所です。
こののち型を開いて中の原型を取り出します。何度やってもこの瞬間は不安が過ります・・・・
出来上がったシリコンモールドです。今回の出来は完璧、エクセレント
(^^)
いきなりキャストを流してしまうと型の持ちが悪くなる為、この状態で
1日ほど放置します。
次はキャストの注ぎ口とパーツへのゲートを切り、いよいよテストショット。 ここからは感と経験が物をいう匠の世界(笑)
本日のスグレ物!
秋葉原にて・・・通りすがりの工具屋の店頭で見つけたモーターツール。 手ごろな値段なのと、小型でもの凄く軽いのでセカンドツールに・・・・と購入 (写真下、こんなに小さい!)
ところが、これ本家ドレメルのモーターツールも凌駕する性能!
超スロー回転で回り、軸ぶれも皆無。耐久性はどうかなぁ〜・・・・
なにあともあれ、プラを削るには最適。

6月20日
ついにテストショット。
最初はシリコンモールドのゴミ取りとキャストの流れ具合の様子を見ます。
注ぎ口と各パーツへのゲートをカッターで切り取ります。あまり太くするとパーツのモールドを 損なうし・・・
かといって細すぎるとキャストが流れ込んでくれない・・・ 今までの経験がさせる絶妙な感覚です(^^)

使用するキャストは「国際ケミカル」RU-47という製品です。
工業用の無溶剤系キャストで溶剤分を含んでいない為、後々収縮したりしないのが最大の特徴。
過去成型したパーツ類は表面が黄ばんだ以外はなんともないです。
そしてこのキャスト、削った感じがAMTのプラスチックそっくり!
シリコンモールドを挟んで立てに保持する冶具です。
10mm厚のシナベニヤと6mmの全ネジ、蝶ナットで構成。
蝶ネジの締め加減でシリコンモールドへの圧迫を調整します。
弱いとキャストを流した時に漏れてバリだらけ になるし、締め付け過ぎると成型品が歪んで成型されてしまいます。
シリコンモールドは冶具にセットする前に適温(35度位)に加熱します。
加熱は旧型の電子レンジを使用、台所の廃品ですがまだちゃんと現役で使えます。
作業部屋の机の下に置いてあり、冬場に粘土を温めて柔らかくしたり出来て重宝。
シリコンモールドを冶具にセットして真空注型機の中へ、大小それぞれのポリカップに キャストの主剤と硬化剤を計量して入れ、扉を閉めてスイッチオン。 エアーバルブを閉じて内部の空気を抜きます。
約10分ほど内部を真空状態にし、シリコンモールド内の空気とキャスト中の水分を抜きます。
10分後、注型機の各ハンドルを操作して主剤と硬化剤を混合して型に注入。
静かにエアーバルブを開いて、シリコンモールドに大気圧をかけます。
20分後、キャストが硬化したのを確認して冶具の蝶ネジを外してシリコンモールドを取り出します。
細かい気泡は入っているのもも、特にキャストが流れていない所もなく状態は良好。
脱型・・・・。
良く抜けてます!ひと安心(^^)
オイルパンの外周に少し大きい気泡がありましたが、この部分のシリコンモールドに少し切り込みを入れて 溜まったエアを逃がす様にしてあげれば、次回からパーフェクトでしょう。
テストショットを借り組み。
実に良い感じです。これはこれでインテークやバルブカバー、ヘダースを作る時や、 組み込み作業の際の冶具に使うので貴重な品です。
以上、数回に分けてエンジンの複製を紹介しました。
次はエンジン各部の仕上げやインテーク・マニホールドの製作に入る予定・・・
でも気まぐれなので全然違う事をやってるかもしれないなぁ〜(汗)

7月3日
バルブカバー製作編
インベーダーのエンジンには、ミッキー・トンプソン製のバルブカバーが取りつけてあるので このパーツを製作。
今回はこの細かいディテールをフォトエッチングで再現します。
作業の流れは、まず真鍮で原型を製作。エンジンと同様に型取りして 4つ複製。そののちに真空蒸着メッキを施すために外注に出します。
かなりの長期戦になりそうですが、順次紹介していきます。
まず版下の作成。
「やっぱりグラフィック作業にはMacでしょ!」の一念で手にしたMac、本業でも使うので 買うより色々とお得なリースです(^^)
22inシネマワイドモニターはCADを使っての図面作成時に非常に使い易いし、長時間でも 目が疲れません。
何故かMacだとやる気になるんですよね、凄い偏見・・・・(笑)
今回版下作成に使ったのは、Drafting CADという手持ちのCADの中でもドローソフトに近いCAD。
イラストレターより寸法が正確に描けるのでこのソフトを選択しました。
欠点はベジェ曲線によるドローイングに自由度が無い事かな・・・
まず、10倍寸にて作成。
試しにインクジェットプリンターで普通紙にプリント。
左上の小さいのが原寸大。版下にするときはアルプスのプリンターで印刷します。
今回の物は非常に細かいので、アルプスのプリンターで透明フィルムに原寸で印刷した原稿を 焼付けのフィルムに出来るかちょっと心配。
MacとMD-5000をつなぐ、USB→パラレル変換ケーブルを購入してこなくては・・・・
しばらくは通常の切った貼ったの模型製作からは離れた作業が続きます。

7月9日
問題発生! なんとアルプスのプリンターがMac OS]ともの凄く相性が悪く動いてくれません。 アルプスドライプリンターのHPからMac OS]対応のドライバーをダウンロードしてインストールしても 一向に動いてくれないのです・・・・困った・・・
USB→パラレル変換ケーブルが純正品でないのが原因?しかし純正品は5月に生産中止・・・・
これはMD-5500を買えって事なのかぁ〜??
しかたがないので作成した版下のファイルをWindowsのPCに移して印刷。幸いWindowsにもDrafting CADを インストールしてあったのでWindows側でプリンターをコントロール。
Windows XPだと問題なく動く・・・・
色々と問題児なプリンター、アルプスMD-5000
しかし、これに代われる物が無いというのもまた事実。
メタリック印刷でエンブレムのデカールを作ったり、版下に使えるシャープな印刷が出来たりと 模型製作に重宝。
最近はネット上のみで本体や周辺パーツ、消耗品を販売するというちょっとさみしい状態・・・
WindowsのPC側で5倍寸に変更して4つ並べて印刷の準備。
やっぱり実寸で透明フィルムへの印刷はイマイチだったので、これを銀座の伊東屋へ 持ち込んで、5分の1に縮小してポジフィルムに焼いてもらうつもり。
厚手のプリンター用紙に印刷。
しかし・・・どういう訳か印刷し始めの部分で若干印刷がずれる・・・何度やっても同じ結果になるので 後半の2つ分を切ってこれを持ち込んで2枚フィルムを作ってもらおう。
本来なら原型は1つしか作らないので1つ分のフィルムで良いのだけれど、失敗分と出来の良いのから 選ぼうという事で4つエッチングすることにします。
しかし、今回のプリンターの問題は頭が痛いです・・・・フォトショップ、イラストレーターそれと今回使ったCADは Win,Mac両方にインストールいているのでMacで作成してファイルを移せるけど、Macでダイレクトに印刷できないのは 非常に気分がよろしくない。
かと言ってWinだとグラフィックを扱う際の安定感が貧弱だし・・・・
やっぱりUSBが使える新型のMD-5500にするしか・・・


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