このページにはアトリエ幻月』に登場する舞台・『九之宮市』の設定をはじめ、NPCの解説などを掲載しています。
特にNPCなどはシナリオで登場したものや、PCのオリジナルロイスなどが随時掲載されていく事もあります。
参加者の皆さん原案の設定に関しては、原案者の方のお名前を付記してあります。
なお、考案していただいた設定は、一部をセッションに導入し易い様に変更させていただく場合があります。ご了承ください
九之宮市編
IT産業を基幹産業とする情報都市であり、政府の推進する情報集約モデル都市として、世界各国からの注目を集める。
古くは自動車産業(愛知の産業は、自動車産業を中心とした中小企業の合同体であった)が主体であったが、同産業の一部集約に従い、徐々に
周辺都市の産業衰退につながった。しかし、旧A市を中心とする三都市合併政策が実現するにいたり、情報集約のモデルとして政府が目をつけ
九之宮市の成立となった。成立当時、世界各国でIT産業は不況を迎え多くの企業がIT産業に手をつけながらも、規模縮小や最悪倒産という目に
遭っていたが、この都市は、最初から情報インフラの整備を行い、各家庭をネットワークでつなげるなど、産業基盤の整備も怠りはなかった。
(整備を行ったのは神城グループ…ルールブックP28参照…である)。
かくして、情報技術の中心都市として、九之宮市が成立したのである。
また、交通の便も名古屋に車で30分、電車(JR線、名鉄線)で15分ほどと便利であり、新興住宅都市としての姿も持っている。教育にも力を
入れていることで有名である。
特に星陵(せいりょう)学園は、中等部から高等部までの学園であり、特に、近郷都市からの入居者が多いせいか、転校生も多く、年々学園
規模を大きくしている。また、国際情報技術大学(NIT…National
Information & Tecnology)も、同都市に存在している。
しかし、実際のところこの一大事業に「政府」そのものが了承した背景には一般の人々には知られていない様々な「事情」があったといわれている。
充実されたネットワークは人々の生活に浸透し、それ無しでは日々の生活が営めないようになりつつある。そして、災害を予測したかのような様々な
施設。そして、市内の中心に居を構えた「UGN中央情報処理局・九之宮支部」。
◆ ファルスハーツ ◆
詳細は『ダブルクロス2nd Editon』P37を参照のこと。
◆教導団”ナイツ”
ファルスハーツエージェントを養成する為の教導部隊のひとつ。
”ナイツ”を統括する十二人のエージェントには、それぞれタロットカードにおける
大アルカナの名称がコードネームとして与えられており、独自に作戦行動を
命じられる場合もある。
”ナイツ”メンバーの中には反目しあっている者も多く、実働部隊としては一枚岩とは
言い難いのが難点。
[所属NPC’S]
”ハイプリエステス”神瞳 摩耶(しんどう・まや)
シンドローム ノイマン=ソラリス
ワークス:?? カヴァー:??
年齢:20代後半? 性別:女性
「くっくっくっく…面白いね、君たちは。『好きになりそう』だよ」
ファルスハーツエージェントにして謎の年齢不詳の美女。様々な陰謀の陰に姿を現し、なぞめいた行動をとる。命、郁紫との因縁も
あったりなかったり…。
ファルスハーツにおいては”ナイツ”と呼ばれる教導団に所属しており、”ハイプリエステス”(女教皇)のコードネームを持つ。
市内に神瞳探偵事務所を開業している。
”ハーミット”比良坂 祐一(ひらさか・ゆういち)
シンドローム ノイマン=オルクス
ワークス:工作員 カヴァー:??
年齢:17歳 性別:男性
「何熱くなってんだよ。これはゲームだよ?」
ファルスハーツ教導団”ナイツ”に所属するエージェント。一見すると十代の高校生くらいに見えるが、高いIQを誇る天才児である。
自らは表に出る事は無く、裏で策謀を巡らせるタイプのエージェント。目的の為に手段を選ばず、命のやり取りを”ゲーム”と呼んで
憚らない冷血漢。コードネームは”ハーミット”(隠者)。
◆ パンデモニアム ◆
エグザイル・シンドロームを持つオーヴァードによって構成された傭兵組織。
パンデモニアムのエージェントは全て〈擬態の仮面〉によって本来の姿、名前や身分を隠蔽しており、任務活動の際にはコードネームのみに
よってその存在が確認される。
その際の変身した姿の名前は語呂合わせで、足すと組織によって作られた「何番目の顔」か解る様になっているのが特徴。
パンデモニアムの活動はUGN、ファルスハーツ等を問わず、果てはただの民間企業といった、あらゆる組織に対して展開しており、その内容も
情報提供、捜査、護衛から暗殺まで幅広く行っている。
しかしそのためか、依頼者の情報がパンデモニアムを通じて他の組織に流出するという事も少なくない。
また、エージェントは他のエージェントについてコードネーム以外を知らされないため、エージェント同士が気付かずに敵対する活動を行っていると
いう状況にも陥りがちである。
(原案;霧賀@GR490さん)
[所属NPC’S]
:“異聞の語り手” 惣見 世束(ふさみ・よつか)
シンドローム エグザイル=ノイマン
ワークス:工作員 カヴァー:ネゴシェイター
年齢:20代後半? 性別:女性
「ようこそ、バンデモニアムへ。早速ですが、ご依頼の件を伺いましょうか……」
惣見(=二+三+三)+世束(=四の下=三)の名で「十一番目の顔」を表す。
バンデモニアムにおける窓口的存在。基本的に依頼は彼女が全て受け、エージェントを選抜、派遣する。
また、エージェントの活動に支障が出ないように、任務に必要な情報や身分証の手配を行なうのも彼女の仕事である。
◆ その他 ◆
柏原 幻月(かしわら・げんげつ)
シンドローム なし
ワークス:?? カヴァー:柏原工房の主(ヌシ)
年齢:43歳 性別:男性
「ザ…ザザッ…ザーッ(盗聴妨害により記録無し)」
柏原工房を運営している、柏原沙紀の父。渋い声と顔がご近所に評判で、穏やかな性格に見える。
蟹や貝の殻を使った工芸品を、駅前の借店舗や北海道で委託販売することで日銭を稼いでいる。
その手の玄人や生物学者に売れているらしい。過去の経歴や、その妻に関しての情報は一切不明。
また、稀に工芸品を作るための甲殻類や貝類が家の養殖プールから逃げ出すなどの事件も起きて
いるためUGNなどのブラックリストにも名前だけは記載されている。彼が何を考えているか、知る者はいない。
なお、アトリエ幻月と彼の名は全く関連がありませんので、あしからず(笑)
直江 義馗(なおえ・よしき)
シンドローム ブラム=ストーカー/エグザイル
ワークス:ボディーガード カヴァー:情報屋
年齢28歳 性別:男性
「お、仕事か。…何、ボディーガード?悪いな、荒事は引退したんだ。…ったく…、分かった分かった、話を聞かせろ(苦笑)」
九之宮市の下町の一角に小さな事務所を持っている情報屋。
先日までボディーガードとして一線を張っていたが、本人的にはすっぱりと引退。
現役時代には使わなかった従者を街のあちこちに配して情報収集に勤しんでいる。
現役時代にそれなりのコネを築いたお陰で、滑り出しは一応順調、らしい。
因みに、現役こそ退いたものの、タフさは相変わらずで、
いまだにボディーガードの依頼が来ることもある。
…断りきれないことも偶にあるらしい。
トップページへ戻る | デモンズシティオリジナルNPCのデータを見る |