「体感する美術」ってなに?   エントランスへ戻る

このページのテキストは、1999年に作成したものです。

 「体感する美術」は、佐倉市立美術館が、1995年から毎年夏に開催している教育・普及プログラムの名前です。これまでに、さまざまなワークショップ、公開制作、展示、公開研究会などが行われました。

 この企画の担当者である永山智子学芸員は、第1回目である「体感する美術’95」の記録集に次のように書いています。

「いつもと違う美術館体験を生み出そうと考えた。(中略)まずは美術館が大人も子どもも関係なく、真剣に遊ぶことのできる場所になればよいと思う。(中略)美術館もまた周りのさまざまなものや人とのつながりの中に存在している。作品をつくった人、つくりに来る人、手伝う人、見に来る人、行きたくても来ることのできない人、仕事でしかたなく来る人、全然来ない人、その人たちと美術館はどんなコミュニケーションをしているのだろう。その人たち同士は美術館を通してどんなコミュニケーションをしているのだろう。(中略)美術館はなにができるのか?この佐倉という地域で市民がやりたいことと美術館がやりたいことの接点はどこか?」

 以来、今年で5回目を迎えるわけで、毎年異なるテーマのもとに開催されていますが、その根底にあるのもは、一貫して変わっていないようです。

「美術館コミュニケーションを考える」

実はこれが、佐倉市立美術館の「体感する美術」の正体です。
つまり
人と人のコミュニケーションに、美術館がどのようにかかわっていけるのか、
その思考錯誤のステージが、「体感する美術」なのです。

私たちIFSは、この「美術館コミュニケーション」の試行錯誤を楽しむための市民の集り、ともいえます。

 

これまでの「体感する美術」

体感する美術’95 アートと遊ぼう、夏休み! 1995年7月22日〜8月6日
作品展示 えいきゅうていしょく 間島領一
公開制作・作品展示 浮遊的生命体 王 新平
ワークショップ 30世紀の生物 間島領一
ワークショップ 地球の色を染める――佐倉の色はどんな色? 関根秀樹

 

体感する美術’96 アーティストと考えるサバイバル・ツール 1996年7月20日〜8月4日
作品展示  「サバイバル・ツール」展 57名の作家の作品・コメント
ワークショップ 緊急避難品ワーク 小澤 剛
ワークショップ メディア・サバイバルゲーム! 宮前正樹

 

体感する美術’97 まちへ出よう―風と精霊と人の声 1997年7月20日〜8月10日
作品展示 「サイブトシテノシゼンニツイテU」他 牛島達治
ワークショップ 「天と地を継ぐ装置―夏の昼寝のために」をつくろう! 牛島達治
作品展示・公開制作・ワークショップ ”精霊”たちの居場所を探そう! 嶋田英也
ワークショップ SAKURA ひストリートファイター 宮前正樹

 

体感する美術’98 まちとアートのコミュニケーション 1998年7月19日〜8月9日
ワークショップ 親子演劇ワークショップ「おもちゃの王国」 黄 愛明
ワークショップ サウンドスケープ・ワークショップ「佐倉・音の缶詰」 田中直子
ワークショップ さくらさんぽネットワーク「こども、まち、コミュニケーション」 さくらさんぽ連
公開研究会 まちとアートのコミュニケーション  
      「南芦屋浜コミュニティー&アート計画」  橋本敏子
      「谷中学校と谷中芸工展」  椎原晶子

 

 

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