山内上杉
上杉氏と鎌倉公方くぼう足利持氏もちうじの戦いである永亨えいきょうの乱(1438−1439)で上杉氏が勝利し鎌倉府では室町幕府の支持を受け関東官領かんれいを勤め関東の首班となった。家宰は長尾氏が勤めた。太田道灌の死後、山内上杉と扇谷おうぎがやつ上杉の抗争である長亨ちょうきょうの乱(1487)が勃発し関東の武家勢力を二分して戦われた。