中国国宝展
平成12年10月24日から12月17日まで上野の東京国立博物館で開催されている「中国国宝展」を見てきた。紀元前5000年前の新石器時代から10世紀の五代時代までの国宝160点が展示されていた。 中国の新石器時代の土器は、彩色されており、厚さも薄く華美に作られていた。中国の青銅器文化の初めは紀元前18世紀と古く、紀元前4世紀まで青銅器時代は長く続き、さまざまな装飾品が作られた。日本の青銅器は、弥生時代(紀元前3世紀〜紀元3世紀)に鉄器といっしょにはいってきたが、銅鐸、銅剣、銅矛、鏡ぐらいしかない。「中国国宝展」を見て、古代の日本文化との時間のずれの大きさと、中国文化の奥深さを感じさせられた。
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