散楽図浮彫(五代(後梁)・10世紀)

 唐王朝滅亡直後の作。高さ82cm、幅136cmという大きな板石を浮彫にしたもので、今も彩色が鮮やかに残っている。12人の女性が、琴や笛、太鼓などを演奏しており、当時のはなやかな宮廷のありさまを伝えている。