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本ルームで改善指導の対象となった吃音症状
本ルームは、難発性吃音の改善指導を行っております。難発性吃音といいましても
様々なタイプがあります。以下、本ルームで実際に改善指導を行い改善可能である
難発性吃音の状態を述べてみます。
@ 電話で名乗るのが困難である。電話で日常会話が話しづらい。置換えのきかない
固有名詞が発語しにくい。
A 気疲れが多く、話すことが億劫である。
B 濁音が喉につまり、一時的に何も言えなくなる。
C 話をしていて、ふと頭の中で、この語は言えるのか、或いは言えないなと思ってしま
うと、喉につまり、又、口が動かなくなり力がはいる。
D 言葉がでない。息苦しくなる。
E 特にア行・サ行・タ行の発音が苦手。緊張したり、あせったり、動揺したりすると
表れやすい。
F 自己紹介など、人の前に立つ場合あがってしまって声がでにくくなる。
G 電話等で相手を呼び出したりする時、第一声が出なかったり吃音になったりする。
飲食店で、料理の注文をする場合に同様のことがおきる。
H 決まった言葉を発語する時に限り吃音になる。その時、呼吸が乱れ、ドキドキ感がある。
I 電話の受取り、かけることが苦痛。
J 人前で大きな声を出さねばならぬ時、言葉の種類に関係なく声がでなくなる。
K 朝礼の場で元気良く早く「ありがとうございます」を言うとき、「あ」がでてこなくなり、体が
硬くなり、のどがつまってしまう。
L 電話を受けるとき、始めの会社名を言うとき、声がでない。
M 周りに人がいると電話しずらい。
N 難発語が文章の先頭に来ると、ほとんど発語できない。電話を受けるとき、打ち合わせの時、
人前で発表や通訳をする時、飲んでいる時はよりひどくなる。
O 難発語が非常に多いため、もとの文の原形をとどめないような言い換えでしか内容が伝え
られないときがある。
P 難発語の言い出しができないことがある。言おうとして発語できず、数秒黙ってから発語でき
たりするが、直ぐには発語できない。
Q 親しい人、家族、恋人などのとの日常会話では、発語しやすくなることが多いが、発語しにくい
語は、使用を避けることが多い。
R 電話は吃音になりやすい。あいさつする時ふるえる。息がのどの奥につまった感じで苦しくなる。
S 自分の頭の中に言いたいことがあっても、言えないとそのまま飲み込んでしまう。
吃音を隠そうとするため敢えて話さない。
21 発声すると早口の傾向になる。ゆっくり話そうと思っても次々と引きづられる感じ。
22 話し終えると、のどの上部に炎症が起きることがある。
23 話している途中で、舌をよく噛む。
24 夫婦間でも、友人間でも、親子間でも、話しの途中で発語しにくい言葉があると詰ってしまう。
25 電話をかける時、相手が受話器を取って、応答してくると声がつまって言葉にならない。苦しい。
26 特定の言葉に対する不安感、吃音予期が非常に強く、必ず吃音になる。少しでも緊張すると
ほとんどすべての言葉に吃音が生じる。
27 人と話したり、電話をするのを避ける傾向にある。人の目を見て話せない。精神的に不安感に
なると早口になり、また発音も不明瞭になる。
28 反対意見とか、自分を主張する時は、かなり吃る。大勢のうちで説明する時は、まずダメです。
29 身近な相手(夫)とは、話せるのだが、特定の人、道で突然話しかけられた時など体が硬くなり
言葉がでない。
30 人に伝えなければいけない状態になったとき、不安な気持ちが大きくなって緊張し、すらすら言え
ない。
31 意識する度合いは、いつも同じレベルだが、吃る時、吃らない時が交互に来る。だからいつ吃って
しまうか不安。
32 電話および会議などの場で自分の名前を名乗ろうとすると言葉に詰ってしまう。電話をどうしても
かける必要がある時は、会社名などですませる。
33. バイト先で”いらっしゃいませ”というときに吃音になり舌をかむことがよくおこる。
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更新日:2003/07/12
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