Heartfull Songs
    ここでは私の心に響いた歌を紹介します。
    さだまさしの曲紹介追加 (Update 98/11/15)
さだ まさし ・・・曲紹介
 さだまさしを聴き始めたのは母親の影響である。うちに「昼の歌謡曲」 なんぞを録音したテープが20本くらいあった。(グレープ時代の作品含む)
 バリバリに(死語?)フォークを感じさせる暗い曲だけでなく、 なかにはさだまさしのトークを思わせるような楽しい曲、恋愛の曲、 家族愛の曲、などなど大変バラエティーに富んだ内容で正直驚いた。
 何度も聴いているうちに、その言葉をきちんと噛み締めたくなり 「さだまさしギター弾き語り全曲集」を購入。ギターは弾けるわけ ないのだが。全曲集というぐらいだから、とにかくたくさんの曲の楽譜と 歌詞が掲載されており、私の宝物となってしまった。
 さだまさしの曲の中には、まるで台詞をしゃべっているかの ように歌うものがいくつかある。さしずめノリの悪いラップとでも 言えばいいのだろうか。楽譜を見たら五線譜によこにずらっと16分 音符が並んでいて面白い。そんな一見単調な曲のなかにも 人を感動させたり、笑わせたりする曲を生み出せるのはすごいと感動 してしまう。
 歌の内容を見てみても、それぞれの話が物語りのようになっている ものが多い。歌詞を読むだけで、登場人物やその背景が鮮明に想像 できる。言いかえればわかりやすい。それゆえ感情移入しやすく、 聴く人を引き付けることができるのだろう。また、それぞれの物語の 主人公は少年であったり、青年であったり、おやじであったり、女性 であったり、様々で飽きることがない。
 人生、生死、恋愛、時間の意味を深く追求するような曲もあり、 そんな曲を聴いているうちに「くよくよ細かいことで悩んでも しょうがない」と思うことがある。逆にもっと暗くなってしまう こともあるのだが。
 さだまさしはスケールが大きいと私が思うアーティストの一人です。