これが、一番なついたメス猫「おかあさん」。最初の出会いは1990年。今からもう10年前になります。当初警戒していた彼女もおやつをあげているうちになじんできて、毎日通ってくるようになりました。野良猫のくせに、ベランダでお腹を上にして寝っころがっていたり、お腹を触らせてくれたり。緊迫感のないコになっていきました。 実はこのコを撮った写真(左の写真ではない)が、猫専門雑誌「猫の手帖」に大きく載ったこともあります。1ページにその写真1枚だけで。その時景品として貰ったカメラは、その後海外旅行などで大活躍しています。 そんな彼女もやがて子猫を産みました。子猫が大きくなってきて、ベランダまで上って来られる用になった頃、彼女は子猫2匹をベランダに連れてきて、私たちにお披露目をしてくれました。その時はめちゃめちゃ嬉しかったですね。 しかし、その後ある時ふっと姿を消してしまいました。 これはもう10年近く前の話だから、今頃はもう居ないんでしょうね。 |
これが「おかあさん」と子猫2匹。白い毛があるから、きっと父親猫は白い毛があったのかな?猫の家族はいつも母子家庭。「おとんはどこの誰やねん。どこ行ってん?」といつも思いますね。おとんは風来坊だったのか?それとも他に女つくって出ていったのか…。だからというか、なんというか、私はオス猫はあんまり好きではありません。子育てに疲れて、お腹が空いたメス猫にはおやつをあげたくなりますね。本当は野良猫におやつをあげたらいけないかもしれないですけど、見ていたらかわいそうであげてしまいます。 |
とっくみあいをして遊んでいます。素早くて写真には写っていないけれど、きっと「猫キック」が炸裂してるんでしょう。オスかメスかも分からなかったですが、兄弟でプロレスごっこ。やったことないんで、ちょっと羨ましいです。こうやっているうちに、力のいれ加減とかが分かって来るんですね。 この子たちもしばらくしたら姿を消していました。きっと大人になって別の土地に流れていったんでしょう。 |
このコは、ある時期からふらりとやってきた、真っ白いお母さん猫の子供で、初めて見たときは痩せていてひょろひょろしていました。しばらく遊びに来てはおやつを食べていき、がっちりしたいい体つきになってきた頃、お母さん猫がまた赤ちゃんを産んだようでした。すると普通、男の子はある程度大きくなったら、親元を離れて自分のなわばりを作っていくものだと思うのですが、このコはずっとお母さん猫の元を離れず、自分の弟や妹に付き添って、面倒をみていました。つねに子猫の行動を見守っている姿に「オス猫でもこんな家庭的なコがいるのかぁ…」とすっかり感心してしまいました。いいお兄ちゃんでした。その後幸せに暮らしたのかな? 猫好きの人なら知っていると思いますが、遺伝的に写真のような茶トラはたいていオスで、逆に三毛猫はたいていがメスなのです。だから、茶トラのメス・三毛猫のオスは大変貴重なのです。 |
猫好きなのに、一度も一緒に暮らしたことがないけど、いつかきっと一緒に暮らしたい。 猫と一緒に日向で寝るのがささやかな私の夢です(^_^; |