マキャベリパレス ホテル (フィレンツェ) ★★★ |
1泊2人で18,800円
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Machiavelli Palace http://www.hotelmachiavelli.it/ |
フィレンツェで2泊したこのホテルですが、写真は全然撮ってなかったです。 到着したのが夜遅かったのと、フィレンツェでの滞在が短かったためです。あとは写真を撮りたくなるような部屋ではなかったことですかね…。 チェックインが遅かった分あまり良い部屋をあてがわれなかったような気もするのですが、部屋の様子はというと…ダブルのベッドがあってテレビもあるのですがスーツケース2個を広げるにはギリギリのスペースしかない狭い部屋でした。備え付けの家具はアンティークなのでしょうか?とても古びたものばかりで、クローゼットはドアを開けてもギギーっと勝手にしまってしまうようなものでした。 それから、トイレ。水は普通に流れるのですが、便座に座るとちょうど顔の鼻先ギリギリに洗面台が有るような配置で、とても使いづらかったです。お腹を壊して上から下からと両方がピンチの時には便利かもしれませんがね(失礼しました) 場所はサンタ・マリア・ノッベラ駅から150メートルほどのところにあり、ナツィオナーレ通りに面しています。間口がとても狭い個人経営のホテルなので、気を付けて歩かないとうっかり見落として通り過ぎてしまうほどです。 ナツィオナーレ通りは交通量も多いため、夜遅くでも車やバイクの音が聞こえていました。あまり環境は良くありませんが、駅近という便利さを追求するなら、このホテルもまぁまぁかなと思います。 |
マキャベリパレス ホテル (フィレンツェ) 〜 無粋なポーター 〜 |
ところで、このホテルではちょっとイヤな思いもしました。 フィレンツェに到着した日、夜10時を超えてからのチェックインになったのですが、この時たまたま対応したポーターが随分無粋なオヤジだったのです。 丸一日かけた移動で疲れ切ってホテルに到着し、部屋に向かう時にポーターにスーツケースを持ってもらうことになったのですが、その時のエレベータの中でそのオヤジは 「この荷物重いねぇ、いやぁ、ホント重いよ〜。」 とこれじゃ重くて持つの大変だよと言わんばかりにジェスチャーしながら「重い」を連発するのです。ニヤニヤしながら。 「はいはい、チップが欲しいってことね」 もちろんポーターにはチップは渡すつもりではいましたが、こんなことわざわざ言ってきたポーターは初めてでした。なんかイヤなヤツやなぁと思いつつも、荷物が重いのは事実で、もしかしたら途中階段があって運ぶの大変だからそんなことを言ってきたのかも、と良い方に考えてチップをポケットの中で用意しようとしていました。 そして、エレベータが到着したので、そこからさらに部屋までが遠いのかと思うとなんと私たちの部屋はエレベータの目真ん前。 「重い重いっていうけど、運んだの何メートルだよ!ほとんどエレベータの動力で運んだだけやんか!」 と、内心思ったのですがチップはチップ。一応荷物2個分で2ユーロ渡しました。 ニヤニヤしながら「グラッツィエ」と去っていくオヤジ。 こっちとしてはなんだか気が悪い。オヤジが余計なこと言わなければ、こっちだって気持ちよくチップ払えるのに。 だったらチップを払わなければいいんだけど、それも出来なかった。 前日までのデンマークでは荷物は自分で運ぶのが当たり前で、チップなんか必要なかったので、余計このチップというものがイヤになりました。 こんな無粋なオヤジには2ユーロたりとも渡したくないのに! フィレンツェにまた行くことがあっても、このホテルはやめようと思いました。 |
サンタキアラ ホテル (ベネチア) ★★★ |
1泊2人で21,900円
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Santa Chiara http://www.hotelsantachiara.it/ Residenza Parisi http://www.residenzaparisi.com/ |
大型観光バスの発着場所でもあるローマ広場からすぐのところにあるホテルです。 到着したのがチェックインの時間よりも早かったために、とりあえずフロントにスーツケースを預けて、一旦ベネチア観光に出ることにしました。スーツケースは快く預かってくれましたが、フロントの前の待合い部屋のようなところに適当に置くように言われた程度で、引き替え用の預かり証などはありませんでした。 軽くベネチア散策と遅めのランチを取った後、再びチェックインの時間に合わせてフロントに戻りました。パスポートを預け、ポーターに案内されて部屋に向かうことになったのですが、何故かドアを開けて外に連れ出されてしまいました。 「あれ?部屋に行かないの?何で外に出ていくの?」と怪訝な顔の私たちに、ポーターは心配無いよという感じでニッコリ笑いながら、私たちを誘導しました。スーツケースは大きめの車輪の付いたカートに積んで。 「えっ?どこに行くの!?」 ちょうどヴァポレットの停留所「ローマ広場」の前の人混みをかき分けて進んでいきます。ヴァポレットの停留所を過ぎて少ししたところに門扉があり鍵を開けて中に入っていきました。するとそこに Parisi という看板があり、どうやらそこが私たちの宿泊する部屋だということがようやく分かりました。 つまり私たちは別館(正確には同系列の別のホテル)に通されたわけです。 きれいな外観で新しいけど、フロントやレストランのある本館から遠くてこれじゃ不便じゃないか!? |
さらに部屋に入ってみると、ビックリ。12畳はあろうかというとても広い部屋だったのです。今まで狭い部屋に泊まることが多く荷物の置き場にも困っていた私たちは思わず歓声を上げてしましました。 部屋自体新しいのでしょう。清潔感のある室内でした。 1階の部屋だったので景色が良いわけでもないのですが、ベネチアの景色は散策中に飽きるほど見られるので、とりあえず良しとしました。 |
ベネチアだけに
ベネチアンガラスのシャンデリア |
特大スーツケースを広げても
余裕の広さ |
「めっちゃいい部屋やん♪」「こんな広い部屋初めてや!」とご機嫌な私たちでしたが、重要なことを先にチェックしなくては。バス・トイレ、お湯は出るか、水は流れるかを確認しなくてはなりません。 いざ、バスルームへ! |
サンタキアラ ホテル (ベネチア) 〜 謎のトイレ!! 〜 |
随分奥行きが広い部屋の一番奥にシャワーがありました。 が…、残念なことにバスタブが無いのです。しかも、シャワーカーテンが無い…! シャワーの近くに手すりと腰掛ける用の簡易イスはあるのに、シャワーカーテンが無い!? 簡易イス取り付けるだけの費用があったら、まずシャワーカーテンを付けようとは思わないのですかね?? バスタブが無いのは許せますがシャワーカーテンが無いとはかなりショックです。 「これじゃ、隣のトイレに水がかかってしまうんじゃない?」 「…って、なにこのトイレ!!?」 |
見たことありますか!? 便座が浮いてるんですよ。便器から10センチほど上に便座があるのです。一応プラスチックの筒状の支えが4カ所ほどに付いているのですが、便器との隙間がしっかりと見えます。 便座の内側にはプラスチックの壁面がぐるっと付いていますので用を足しても隙間から外に飛んでしまうことはありません(汚い話ですいません)。 でも、普通なら見えない角度から中が見えてしまうのす。ふたを閉めても見えてしまいます。これには…ちょっと、精神的にブルーになってしまいました。 しかも、この謎の便座のせいで、まともに座るとかかとが付かないのです。身長170センチでも無理でした。150センチの私にいったいどうしろというのでしょう。 いったい何のために…!?この便座のメリットってあるのでしょうか?? 最後まで謎のトイレでした。 |
「これじゃ踏ん張れないよ…」
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このホテルでは本館からずいぶん離れたところにある別館(同系列の別ホテル)に部屋をあてがわれて少し不便だったのと、バス・トイレがハズレだった以外は割と快適でよかったです。 ちなみにこの別館の隣はCOOPがあり、一般庶民と同じ安い食品を買うことができてかなり助かりました。 ある日の夕食はCOOPで買ったサンドウィッチとサラダと飲み物でしたが、とても安上がりで良かったです。 |
ホテル ウナトック (ミラノ) ★★★★ |
1泊2人で 13,300円×1泊、 17,400円×2泊(見本市該当日)
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Una tocq http://www.unahotels.it/english/ 旧コルソ・コモ・ホテル |
当初チェントラーレ駅(中央駅)やレプッブリカ駅(共和国広場)周辺を探していたのですが、この時期はちょうど見本市開催と重なったため、便利で手頃なホテルはほとんどが予約の取れない状態になっていました。そのため、ミラノ中心地からやや外れた場所にあるこのホテル
ウナトックに決めました。少し宿泊料は予算より高くなりましたが、4ツ星でこの値段ならまぁ良しとしました。 ただ問題は、場所がわかりにくいことです。最寄り駅は地下鉄3号線のガリバルディ駅ですが、そこからホテルまでが近い距離なのにホテルの場所がすぐに分からないのです。日本での旅行準備中にも色々とインターネットで地図を調べましたが、はっきりと場所を把握できないままでした。 不安が残る中ミラノに入ったのですが、たまたまラッキーなことにJALユーロエクスプレスバスの添乗員さんに案内してもらうことができました。おかげで、迷うことなくホテルに到着できましたが、自分たちだけだったら困ったと思います。 このホテルの場所はコルソ・コモ通りから一歩入ったところにあり、ホテルの前に行くまでの道の両脇にナイトクラブがあって、夕方になると若者がたくさん集まっていました。夕方のホテル到着時には、若者で溢れかえった道をスーツケースをガラガラ引きながら歩いたので、注目されてしまいちょっと怖かったです。若者に囲まれて何かされるんじゃないかとも思いましたがそれは取り越し苦労でした。 チェックインもスムーズに終わりポーターに連れられて部屋を案内されました。 それにしても、このホテルはデザインが先進的でキレがあり、デザイナーズホテルと称されるのも納得のいくホテルでした。 |
左の写真の正面の扉が外へ出るドア。右がバスルームのドアです。 室内はこの明るい木目で統一されていて、個人的に好きな色なのでそれだけで快適でした。 入り口付近には避難経路の案内図がありましたが、ちゃんと日本語も併記されていました。それだけ日本人もよく利用するということでしょうか。 |
一目見て「おぉぉ〜」と感激と安堵のため息がでました。 前日までのベネチアのホテルが、トイレ・バスがハズレだったので、この整った設備がとても光って見えました。 水流十分のトイレ、 シャンプーからボディローションまで揃ったアメニティ、使いやすいシャワーにシャワーカーテン。どれをとっても、今回の旅の最後にして最高レベルに達しました。 はぁ、良かった。これで安心してお風呂に入れる。トイレも普通の高さだ〜♪ (もちろん5ツ星ホテルだったらもっと凄いのでしょうが) 難点を言えば、トイレットペーパーの位置が後ろすぎること。ペーパーを取ろうとすると手がグキっとなってしまいます。何故こんな使いにくい位置に設置するのでしょうかね?? |
充実したアメニティ
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やっぱり安いホテルとは
違うなぁ |
バスタブもあるし、
シャワーカーテンもある、 よかった(:o;) |
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テレビのとあるチャンネルでは
このホテルのCMがエンドレスオンエアー |
セーフティボックスも完備
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部屋はそんなに広くないけれど、とても清潔で無駄なものが無く快適でした。 |
さすが四つ星、
ミニバーもコーヒーカップもある |
ミニバーの中も充実
高いから飲まないけど… |
“終わりよければすべて良し”のようなもので、最後のミラノのホテル ウナトックが快適だったので、とても気分良く帰国することが出来ました。 ランクを上げておいて良かった。 |