diary

  11/10 ■京都


町が小さくてまわりやすいところ、古いものを大事にするところ。派手ではないけど個性的なでも品のいいおしゃれをする人が多いところ、京都は大好きなパリに似ている、、、気がする。中古自転車屋なんていまどき商売になりそうにない店がきちんと存在している。なんか、そんな文化がすごくうらやましく、見習おうって思う。

工房用にいいかんじにひなびた椅子を探してアンティークのBlue Palotをのぞいてから、パン屋ボンボランテhohoemiの2件でパンを買って鴨川ぞいでお昼ごはん。その後北山へ。Felisiの直営店でお財布を見てla droguerieでリボンやボタンに囲まれうっとり。お店も広くて店員さんともゆっくりおしゃべりできて楽しかった。のん吉クン大人気。

前田まゆみさんのリネンのギャラリーはお休み、外から眺めただけ。でも素敵。ANTIQUE BELLはのんびりと居心地のいい中古家具屋さん。繁華街のほうへ行き、デパートなど少々。夜はカジュアルな居酒屋、生麩の衣揚げとか白子てんぷらのお寿司とか。京都はだし巻きが美味しくてうちでもこんなの作ろうっていつも思う。

パスで一乗寺へ向かい詩仙堂へ。きっちり整いすぎた感じでなくてなんていうか女性好みのちょっとかわいい庭で私は好きな庭です。もみじの庭を見ながらお抹茶をいただく。のんびり、ゆっくり、ただぼーっと過ごす。急ぐ旅ではないしね。ずっと行きたいと思っていた恵文社書店。本のセレクトショップで、置いてあるもの全部ほしくなってしまう。

三条のイノダでお茶したり錦の市場をのぞいたりしたあと四条の繁華街でお好み焼きとねぎ焼きとビール。(←節約)

朝の南禅寺。ひんやり、しんとした空気、厳かな場所、思わず背筋が伸びる。平野屋のいもぼうを食べ、祇園で少し漬物など買い、旅は終わり。

お土産を眺めて余韻にひたる。昭和の香りの椅子、鍵善良房の和三盆の干菓子と自転車柄の手ぬぐい、ボンボランテの栗のケーキ。

 


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