★ 03.2.2◆京都◆
寒いのを覚悟で完全防寒スタイルで出かけた京都はさほど寒くなかった。とはいってもおかしな天気で、晴れたり曇ったり雪が降ったり。確かに寒いんだけれど手袋、マフラー、帽子、軽くてあったかいコート、スニーカー、ザック。これだけ揃えば何の苦痛もなく。「お茶がおいしく見える茶碗」。もうこれはわが家では常々話題になるのに、まだ買っていない。うちにはこういうモノがたくさんある。いつか買おうと思って買ってないもの。でもそういうものって必需品ではないわけだから、張り切って買いに出向くよりもふとしたときに出会ったものが良かったりするので別にかまわないと思ってのんびり出会いを待っているのです。
車を八坂さんのPに停めて清水寺まで歩く。何軒か器やさんをのぞいてみたけど結局器は今回は買わなかった。
八坂さんの豆まきの時間までまだ少しあったので「紅葉庵」というイイカンジに昔っぽいひなびたでもあったかい小さな甘味やさんの小豆は絶品だった。京都ガイドブック「美しい京都、おいしい旅」という本に載っていたお茶やさん。この本、ずいぶん前に買ったけどとても好きでいつも持っていきます。子供すぎず、大人すぎず、センスの良いお店がいっぱい載ってる。おススメです。
写真中央は「丁子屋」さんという和風のようなアジアン雑貨やさん。前日に歯医者の待合時間に読んだ婦人画法で見たお店。旅館からすぐだったので。ベトナムのちっちゃい一人鍋(ちょっと備前風)をふたつ買った。ひとりずつ湯豆腐したいと思って。観光定番、錦の市場ではお豆腐とお揚げ、千枚漬け、鰹節の細ーいの、節分の太巻き寿司、などなど帰る日に。行きたい和菓子やさんもあったのだけどらくちんなのでお土産はデパ地下で済ませて車の中でのおやつ用に「出町ふたば」の大福を買ってすぐ食べた。最近だんぜん和菓子派。京都は天国のようだった、和食も和菓子もおいしいのが町にあふれてるってかんじで。
アンティーク雑貨やさん「ブルーパロット」でまた手ごろな印判骨董なぞ欲しかったけどここでも今回は何も買わず。最後に東寺の仏像を見て帰りました。あーもうおなかいっぱい、満足満足、で帰るより「また今度」を残しておくくらいが楽しいなぁと思う、とくに京都はゆ〜っくり、がいい。
イデさんは長年の憧れ?だった錫の酒器を京都の専門店で購入。とっても気に入っていて今毎日これで日本酒。オツマミも手作りしちゃって。簡単30分スモーク、久しぶりにおいしかった。ゆで卵とチーズと鶏ササミ(黒胡椒&チリペッパー味)。
[HOME|diary|next→]