無印良品津南キャンプ場
2004年8月13〜15日訪問。新潟県津南町にあるキャンプ場。
今回は3家族でのキャンプ。
初日の夜は天の川まできれいに見えて、流星群もバッチリだったのに
2日目雨になってしまい、今年の雨率100%を今回もキープ。
まあ、設営撤収は晴れたからいいか・・・

今回の我が家のサイト。
やや傾斜ありだが十分な広さで問題なし。
思いっきり山の中と言った感じで
キャンプ環境は最高。
設営時のあまりの暑さには参った。


お盆だというのに空きサイトもあり、
子供たちも恰好の遊び場となった。
2日目の雨の寒さにも参った。
小雨をついてバーベキュー強行。
備え付けの焚き火台使用。
やっぱ、キャンプはBBQがないと・・・


センターハウス。
すべての中心で、ちょっとしたコンビニ。
もちろん無印のグッズから酒類、モンベルまで、
キャンプに関わる物はだいたい揃う。

 場内
敷地面積100万uを誇る場内は正に広大。
カヌー池や釣り池、裏山を含む施設はすべて敷地内。
移動はクルマを使わなければ行けないほどだ。
200ほどあるサイトは、多少の傾斜や広さのバラツキはあるが
平均250uの広さで3家族はいけそうだ。
道路や茂みなどのデッドスペース(?)がたくさんあり、お隣のサイトも気になりにくい。
意外や虫は少なく、あまり刺されなかった。
外灯がないので夜は真っ暗。ヘッドライトは必需品。

 
施設
サニタリーは多いとはいえないが、きれい。
サイトによってはめちゃくちゃ遠くなる場合あり。
不便を楽しむ無印キャンプ場といえども、給湯はあったほうがいいと思う。
手が冷たいのもさることながら、汚れ物の落ちが全然違う。
風呂はないが、シャワーはある。コインシャワーとは言え、
スポーツジム式(?)の脱衣が別でシャワーブースがあるタイプ。
MTBやカヌーなどの設備は無印キャンプ場ならではだろう。
料理、探索、スポーツなどの各種アウトドア教室も繁忙期には多数開催され、
一つ一つが外部のインストラクターによるなどかなり本格的。
子供を教室に預けてしまうのはやや安直な気もしなくもないが
その分高いスキルのアウトドア体験ができる。
なお、ドコモ不可、auはOKでした。

 
アクセス
東京から普通に行く場合は、関越道塩沢石打ICからR353、R117経由で約40km。
今回私たちは故あって上信越道豊田飯山ICからR117で約50kmの
ルートを使ったが、千曲川沿いに走る気持ちのいい道だった。
国道から最後山登りになる道約7kmは、すれ違いにもちょっと気を使うので注意。

 
総括
このキャンプ場は好き嫌いがはっきり分かれるのではないかと思った。
まず、無印のコンセプトを受け入れられるかどうかで、随分評価は変わるだろう。
いかに広くとも、管理された自然を自然と思えるかどうか、
逆に比較的安全に自然と向き合えることをプラスに考えるかは微妙なところ。
何が何でも自分で責任を持ち、未開の地を行くだけが自然ではないとは思うけど、
アウトドアレジャー全てが敷地内で完結してしまうのは驚異的という他ない。
そう思えば細かく必要な料金も決して高くはないと思った。
また、家族的経営の一般的キャンプ場と異なりいまいち融通が利かない。
売店もレジを締めたら時間外で、一切取り合ってくれなかった。
メンバー制を取っているので登録しなければ予約もできない。
そのかわり、インターネット予約ではサイトまで指定可能。
1サイトいくらではなくメンバー、ビジター一人いくらという形なので、
1家族で複数サイト予約しても料金は同じ。いいサイトは常連さんが即予約しているようだ。
そもそも、新潟はキャンプに向いた気候とは思えなかった。
標高はそこそこしかないので夏晴れたら暑く、秋も早いために
個人的にベストシーズンと言える時期はないと言っていいくらい。
キャンプと言えば高原のような気候を期待してしまう私たちにはキツイ。
第一、東京からはやや遠い。

好き嫌いはともかく、キャンプ場としてすばらしくいい所なのは間違いないので
念のため追記しておきます。

 無印良品キャンプ場公式サイト

                            2004.8.18作成


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