筑波山 ハイキング
2008年3月15日 土曜日。
前日までの雨も上がり、いい天気!気温も上昇!!花粉も全開!?
夕方まで時間が空いていたので、思い切ってハイキングに行くことにしました。
東京からもほど近く、西の富士、東の筑波と並び称される名山。
今回は、長男だけでなく、長女も初の百名山に挑戦です。


コンビニから見た筑波山。
山頂に雲がかかり、威風堂々と
言うわけではなかったが、
気分は盛り上がってきた!
筑波山神社
表から登れば、風情たっぷり。
ガマの油売り口上などもやってました。
当日は梅の時期だったので、
混んでるのかと思いきや、それほどではなかった。
   

ケーブルカーを使えば
標高差500m以上を僅か8分、
時間も2時間、労力も大幅に節約。
これを登山と見なさない人もいるようだが
線引きは難しいと思う。
っていうか、どっちだっていいじゃん!
動いてる!
子供たちは、回転展望レストランは
初めてだったので、驚いてました。
こんなので喜んでくれるなんて・・・
余談ですが、夕食は回転寿司でした(爆)


ガマ石
口の部分に石を投げ入れるらしい。
それにしても、筑波はカエル好き(?)
本来は、この他にも
全山にいろいろな観光スポットがある。
標高877m 山頂到着。
長女は初の百名山制覇。
車山と並んで誰でも立てる山頂だ。
長男は、男体山側も登頂。
そう、筑波山は双子なのだ。
アンテナがいっぱい建っているのは
しかたない、諦めよう。
   

この眺望は想像以上でした。
雲がなければ相当遠くまで見通せるだろう。
山は高ければいいってモンではない。
高いに越したことはないけど・・・

筑波は、確かに百名山に値する山だ。
実際行ってみた感じ、富士山と高尾山を足して割ったような感じでしょうか?
まさか、肩というか鞍部に回転展望レストランとは・・・
食堂やおみやげ物屋ならいざ知らず、かなり驚いた。
私たちはお気楽登山でケーブルカーで行ってしまったけれど、
全部普通に登山道で登れば優に2時間コース。
標高差も600m以上あり、高尾山の倍はあって、本格登山並み。
個人的には、同じようなイメージであったが、とんでもない間違いであった。
ケーブルかロープウエイで行く分には同じだけど。
高尾山は、ミシュラン観光地ガイドで三つ星だという。なるほど、
東京起点で考えたとき渋い選択というか、良いところに気が付いたという印象だ。
富士山も三つ星という事実から見ると、筑波山も星が付いていてもいいと思う。

今回は、正面から行くのが良いかと思って、筑波山神社の近くの
市営駐車場にクルマを置いて、ケーブルカーまで10分ほど歩いていった。
単に頂上まで行くのなら、つつじヶ丘まで行ってロープウエイの方が近い。
別に信仰心が篤いわけではないが、神社境内を通るルートを歩き、
霊験あらたかな気分になるのは悪くない。
登山と信仰は昔から切っても切れない物だ。
ガマの油を筆頭に、おみやげ物屋も風情があってよろしい。

山頂の展望はもの凄く良い。
特に最高峰の女体山からは絶景である。
これだけの景色をこんなお気楽に見に来られるところは、そうはないと思う。
ただし、高所恐怖症の人は無理。足すくみます。
神社の脇を抜けて岩の上にたった瞬間、不意に視界が変わる。
この感じは、ダイヤモンドヘッドに似ている気がした。

いくら何でも、ヒールで山に来るのは拙いのでは?
と言う女性を結構見かけました。
3時頃になっても、続々と登ってくる人がいる。大丈夫か〜?
なお、山頂には僅かですが雪も残ってました。
山をナメちゃ、いけません。
ロープウエイの駅からでも、結構な岩場があるからせめてスニーカーが必要。
下から登る人たちは、中高年層を中心に本格登山ルックが多い。
それ自体は問題ないんだけど、カップルや家族連れが普段着でいるとこなので、
他の人たちともミスマッチ感覚はかなりのもの。
これほど色んな服装、客層を許容する山は、他に知らない。
全てひっくるめて、これが筑波山の魅力なのかな?
それぞれの人に合わせて、それぞれの筑波山がある。
関東の名山 筑波 を垣間見た気がした1日でした。

                          2008年3月24日作成


コーナートップへ

ホームページへ