谷川岳 登山記
2008年6月1日 日曜日 快晴!
まったく天気というのは恨めしい物で、
当たり前だけど、悪化する時はこちらの予定とは関わりがない。
5月は予定がかみ合わず、アウトドアはどこにも行けず、何も出来なかった。
貴重な晴れ且つ予定の空いてる日を大事に使って(?)
谷川岳に行ってみました。
標高1977m。百名山。


6時過ぎに自宅を出発。
関越道水上ICで降りて谷川岳ロープウェイへ。
9時10分 天神平スキー場に到着。
ここは、義父には何度かスキーに
連れってってもらっていたところ。
ロープウェイ駅から見た谷川岳。
稜線上の登山道もよく見えた。
双耳峰の両耳もよく分かった。


少しでもラクしようと、行きだけリフトに乗車。
でも、これは結果論的には意味あまりなし。
景色は良かったけどね。
9時40分登山開始。
登山道はしばらくは樹林帯を歩く。
段々と景色は開けてくる。
谷川岳はコースタイムが短い割に
高度の変化をぎゅっと凝縮したような
感があり、とてもいい山だと思った。
登山道から見える景色も
アルペンムード満点。
   

雪渓歩きも有りました。
200m位はあったかな?
まあ、このくらいならアイゼンなしでも大丈夫。
結構楽しめました。
雪渓を越えれば肩の小屋、
そして程なく山頂の一つ
トマの耳(1963m)に到着。
11時5分。
   

11時15分、オキの耳到着。
こっちがホントの山頂、百名山8つ目!
所要2時間25分の予定が1時間35分。
特別急いだつもりじゃなかったけど、
予想以上のコースタイム大幅短縮。
う〜ん、ナイスビュー!
この時期のこの時間にしては
まあ、最高でしょう!
去年登った至仏をはじめ、武尊や
数え切れないほどの山々が見えた。


高度差1000m!?
もし落ちたら下に見える登山口まで
一瞬で下山可能? そう、ここは、
昔は世界一遭難死の多い山だったのだ。
ちょっと見回すだけで、分水嶺であることや
群馬新潟県境を視覚でも実感できる。
山頂で食べるラーメンは最高!
スープを飲みきらなければ
ならないのが玉に瑕。
コーヒーもうまい! 次はビールも??


前日飲み会で、睡眠不足気味だったこともあるが、
歩いていた時間の割にはちょっと疲れた。膝も微妙に痛い・・・
コースタイム的には余裕だったので、頑張ればもう一つ、
赤城山くらいは行けちゃうと思ったが、無理せず止めて、
風呂屋に寄ってから帰宅した。

今回は急に山行を決めたので、どこに行くか迷った。
今年は雪が多めなので、2500mクラスになると雪が残っている山が多く、
八ヶ岳等は今の私たちでは困難が伴いそうなのでパス。
眺望のきかない山頂はイマイチつまらないので大菩薩等も次回に。
標高の絶対値は低くとも、「山」感をたっぷり期待できる、
日帰り可能な山の中で考えて、谷川岳を選択してみた。
下から登るとかなりキツそうだけど、ロープウェイなら百名山の中でもラクなほうだ。

最近になって、百名山に拘りはじめたので、
それ以外は登山したい対象からはずれている。
合わせて、ピークへの拘りもないとは言えない。
本来は、とても良いとは言えない傾向だ。
しかし、それらを全てどうでも良いと言えるようにな境地に達するには、
もっともっと沢山のピークを踏まなければならないだろう。
まだまだ、自分には経験が足りない。
いつまで、どこまで出来るか分からないけど、もうちょっと続けたいと思う。

                           2008年6月3日作成


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