大雪山 友人と
2014年7月25日
北海道の友人のところへ行く企画に併せて、登山も企画しました。
朝一のフライトで旭川空港へ、そしてレンタカーで登山口へ向かう。
2291m、日本百名山。


最短コースである、旭岳ロープウエイ利用。
降り場にて、説明を受ける。
平日にも拘らず、このような活動を
していることは素晴らしいと思う。
9:55 登山開始。
旭平周辺散策路は高山植物の宝庫。
既に標高1600m以上なのでかなり涼しい。
本土に比べ、より低い標高で
高山の雰囲気が味わえるのも特徴。


とにかく雲の中なので何も見えない。
黙々と登るしかない…
それにしても、9合目付近の風は猛烈だった。
11:20 金庫岩 通過。
11:27 登頂!
と言っても相変わらず何も見えない。
お昼を食べて下山開始。
とにかく、寒いです。


姿見の池と噴気口。
帰るころになって、ようやく少し視界が開けた。
いつものように温泉に立ち寄り
友人の待つ町へ向かった。

初めての北海道登山、正直、やや消化不良というか物足りなさを感じた。
特に曇りで何も見えなかったこと、風が強い悪天候にもかかわらず
コースタイムを大幅に下回る90分ほどで登頂できたことなどがあげられる。
簡単に日帰りできるコースを選んだので、余計にそう感じるのかも。
大雪山は、北海道の最高峰であり、その山域の広さは神奈川県と同等の面積だという。
山頂まで行ったとはいえ、山全体から見ればほんの一部を歩いたにすぎないのだから、
そう感じるのも仕方ないことなのかも知れない。

山の高さを富士山で知り、山の広さを大雪山で知る というらしい。
確かに、ロープウエイの窓から見た大雪山は、本土で見るような急峻な尾根は少ない。
丸い山がどこまでも続くような景観だ。
古来、神々の遊ぶ庭 と呼ばれていたとも聞く。
アイヌの人たちが、どのようにしてこの広大な山の全体像を把握しえたのかは
知る由もないが、そのような気持ちで見れば確かにそう見えるから不思議だ。
機会があればリベンジしたいものだと思いました。
でも、次はやっぱり十勝岳かな〜

旭川空港は想像以上にイナカにあります。
登山口までほとんど店はありません。食糧その他の調達はお早めに!

また、山の名前の読み方ですが、
たいせつ、だいせつ ともに乱立状態で、まったく定まっていないのが実情のようです。
にっぽん、にほん 同様、どっちでもいいという結論なんでしょうかね?


                          2014年8月7日作成


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