那須岳 家族と、友人と
2014年9月23日
1年前の同じ日、瑞牆山に行ったメンバーと再び登山に行くことになりました。
選定理由はやっぱり前回と同じく、ある程度初心者でも登れて、
子どもにも楽しい岩場のあるところで那須岳を選定。
この一帯の山の総称が那須岳と言い、そのうち最高峰は三本槍岳で1917m、日本百名山。


ロープウエイ駐車場は10分ほど並んだ。
10:10 登山開始!
この時点でも素晴らしい眺望。
まずは茶臼岳を目指す。
10:55 茶臼岳山頂到着
1915mで三本槍とほぼ同じ高さ。
ここは広いので、お弁当にも好適地。
紅葉が始まっており、想像以上の景色だった。


目指すは第2の山頂、朝日岳。
ごつごつした風貌に気分も盛り上がる。
「大自然」といった感じの景色だ。
雲の合間から飛行機雲がのぞいた。
このあと、11:43 峰の茶屋跡
混んでいたのでもう少し進んだところで
昼食タイムにしました。
今回もバーナー持参でコーヒーとスープ。
大人数だと色々なものが持ち寄れて楽しい。

  

ちょっとした岩場があってクサリも使える。
なんとなく、右側通行になっている。
切れ落ちた崖になっているところもあり、
この辺りだけは本格(?)登山っぽい。
清水平方面を望む。
ここまでの岩稜的な雰囲気ではなく、
なだらかな感じであった。

 
朝日岳山頂は絶景!
13:20 標高1896m
ただし、狭くてお弁当には向かないし、
何故か虫がここだけ大量にいた。

最高峰である三本槍岳には行かず、ここで引き返した。
残念だけど、ちょっとスタートが遅かったかな?
三本槍方面、清水平に向かう道は、私には天国への道のように見えました。
峰の茶屋から駐車場方向へ向かい、14:53 下山完了。
後ろ髪をひかれるような気もあったが、団体行動ではペースが上がらなくても仕方がない。
次に行くことがあったら、三斗小屋にも行ってみたいな。
というわけで下山後、渋滞をケアして温泉には行かず東京に向かい、みんなでもつ鍋食べました〜

今回の那須岳とは直接関係ないが、登山してからこのページを作成する間に
御嶽山が噴火し、多くの登山者が犠牲になった。
私自身、5年前に長男と登頂しているし、今回行った那須岳も同じ火山。
それだけに、色々なことを考えさせられた。
リーダーとしての覚悟と時の運、大自然の驚異的な力と人間の無力さ。
大自然の素晴らしさと恐ろしさは表裏一体。決して一面だけでは語れない。
天候が自分の意思ではどうにもならないように、今回の件もまたどうにもならないことだろう。
まあ確かに、色々な条件が重なって被害が大きくなったのも事実だと思うけど。
それでもなお人は山に登る。いや、登らざるを得ない存在が人間なのだろう。


                          2014年10月6日作成


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