御殿場まるびオートキャンプ場
2007年4月28〜30日訪問。静岡県御殿場市にあるキャンプ場。
自宅の引っ越しなどもあって恒例の父子早春キャンプは行けずじまい。
今年のキャンプは3家族でのGWキャンプからスタートです。
しかも、久しぶりの2泊。何か忘れ物がありそうな予感・・・


隣接の御殿場市の施設「たくみの郷」で
そば打ち体験しました。
4人前1セット4千円。
予想以上の楽しさ、予想以上のおいしさで、
コレはお勧め。
今回の我々のサイト。
段々になっているうちの一段を占領。
っていうか、この細長さでは
クルマの自由な出入りは不可能。
3グループ専用サイトにしか使えない。
奥に見えるのが「たくみの郷」の
茅葺き古民家。
   

丸太で仕切ってあったりして
なかなか手の込んだサイト作り。
八重桜などの植栽もまだ小さいけどいい。
端の1サイトのみ電源あり。
下の方から見た我々のサイト。
トイレはこの位置。
炊事場は写真右の方でもっと近い。


夕食は焼き物メインで。
個人的には久しぶりだったのもあるけど、
やっぱり炭で焼くと何でもおいしいね。
翌朝、予想外の出来事が・・・
クルマやタープがが真っ白でした。
私と息子以外の皆は、キャンプでの
最低温度記録更新でした。
ちょっと装備が不足で特に他の2家族には
寒い思いをさせてしまいました。
アウトドアをナメたらあかん・・・
   

2日目は富士山こどもの国へ。
しかし、サファリパーク渋滞に巻き込まれ、
それだけで1時間以上を浪費。
次回は回り道しよう・・・
おまけ
専用イスと専用テーブル(?)で、ご満悦。 


3日目は11時チェックアウトに向けて普通に撤収。
快晴でシュラフもテントも完全に干して収納。
しかも、真夏のように汗だくになることもない。うん、気分良し!
初日夕方にもの凄い雷雨にあったけど、その後は雲一つない青空。
現地解散の後は、渋滞を嫌って特に何をすることもなく帰宅しました。

 場内
だだっ広い一面芝生のキャンプ場が多いこの地域では珍しく
林間っぽい作りで総数30サイト程のコンパクトなキャンプ場。
芝生には違いないが、土が火山灰で水はけは最高。
段々のサイトはプライバシーの面から見るととても良い。
お隣と視線が合わないので全く気にならないし、
開放的で景色も良い。乙女峠方向がよく見えた。
しかし富士山は逆方向、場内からはほとんど見られない。
この地域での「売り」でもあると思うのだが、あえて木を残しているのかな?
キャンプ場のすぐ脇には涸沢や森があったのだが、
きっちりフェンスがされて立ち入り出来ず、遊べるようにはなっていない。
こどもは場内では駆け回るくらいしか遊びようがないです。
焚き火は本当はお隣の茅葺きの管理上好ましくないようなんだが、
まあ、気を付ければOKという気前よさ。

 
施設
オーナーさんの真面目さが随所に現れていると思う。
規模からすると、水準以上の設備だと言える。
瞬間湯沸かし器付き炊事場、一部洋式もあるトイレも複数箇所設置。
屋根付きバーベキューなどもあり、キャパシティは混雑時でも充分。
しかも、比較的清潔で、快適に使えた。
風呂はなく、コインシャワーがあるのみだが、
歩いてすぐの所に御胎内温泉があるので全く問題はない。
木製ブランコが2基あったのが唯一の遊具。
ゴミ出しは御殿場市の分別がルーズなおかげで非常にラク。
料金はふつう。FOMAもちろんOK、ワンセグ微妙(?)

 
アクセス
東京からの最短アクセスは東名御殿場ICから約20分ほどで、とても便利。
現在渋谷区の我が家からは、今回行きは渋滞12kmだったけど、
それでも2時間20分。帰りはスムーズだったので1時間ちょっとでした。

 
総括
だけど、キャンプ場ってサイト料だけで経営成り立つのかな?
つぶれない「さおだけ屋」じゃないけど、副業なしでの経営は
相当な困難があるのではないかと、誰でも簡単に想像できる。
何か一つ設備するのでも何サイト分の収入が消えていくか・・・
一般にキャンプ場は、お盆とGW以外はそれほどの来場者があるとは思えない。
それだけに、このキャンプ場はオーナーさんが非常に前向きに
自分のキャンプ場の維持に取り組んでおられるんだと思う。

今回は2週間前くらいに急に決まったので予約できるキャンプ場が限られていた。
ワイルド系ならいくらでもあるけど、家族連れなので・・・
結果から言うと、人気キャンプ場とは言えないと思うけど、悪くない。
ただ、また行くかと言われると・・・予約がここしかできなかったら行きます!

 御殿場まるびオートキャンプ場公式サイト
                           2007.5.2作成


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