ミヤシタヒルズオートキャンプ場
2007年9月22〜24日訪問。長野県小県郡長和町にあるキャンプ場。
キャンプ自体も久しぶりで、2泊。名古屋からのお友達と2家族です。
東京からとちょうど同じくらいの距離で良いかなと思い、行ってみました。


今回の我々のサイト。電源サイトでは
ないが、コードを延ばしてくれました。
3連休とはいえ、混み具合も程々で
適度な段々で隣も気にならず快適でした。
個人的には初、ロースタイルお座敷仕様。
前から一度やってみたかったんだよね。
ブルーシートの下には備え付けのスノコ、
マットとホットカーペットを敷き込み、
完璧なリビングの完成です。


炊事場になぜかブランコが。
でも、子供たちに大ウケだった。
お湯が出れば言うことないんだけどなあ・・・
これからの季節は特に厳しい。
管理棟。
ログハウスでなかなかいい雰囲気。
コーヒー、テレビや雑誌、
自販機、売店がある。


美ヶ原高原美術館。
本来なら絶景のはずが濃霧で何も見えず
しかも、道路も怖いとブーイング。
彫刻も霧の中でキモいと散々な言われよう。
出来たら百名山でもある王ヶ頭まで
行きたかったけど全く無駄なのでやめた。
火遊びに興じる子供たち。
このキャンプ場は直火可だけど・・・
そこは本当は通路ですよ!


ロースタイルは本当に成功だった。
団らんというか、非常にくつろげる。
特に、ホットカーペットのおかげで
アウトドア特有の底冷えとは無縁。
かさばるイスもないのでゆったりでき、
家族の距離感も近い。
お料理の得意なお友達と行く
キャンプは本当に最高。
キャベツのスープ、ナシゴレン、
カボチャのグラタンその他諸々。
私たち家族は、あまり食に拘る
余裕もノウハウもないので
とても嬉しいです。


事前の天気予報はそれほど悪くなかったんだけど、
2,3日目は曇りベースでやや小雨・・・
先週の3連休とは裏腹に、また、予報外れ気味・・・

 場内
適度な広さの場内は、主に草原と林間のサイトに分かれ、
草原、白樺、アカシヤなど、名前のイメージそのままのサイトバリエーション。
これぞ信州の高原と言ったイメージを裏切らない。
ただ、この広さで「草原」というのはちょっと無理があると思うが・・・
どこを選んでも雰囲気は良好、違ったサイトを選べばリピーターでも飽きないだろう。
場内に小川が流れていることは流れているが、かなり細い。
サイトの一つ一つは普通の大きさで、決して広いとは言えないと思うが、
お隣との距離と高低差があるので全く問題ない。
各サイトにあるスノコは砂利対策だけでなく、雨撤収時にも便利だ。
余談かも知れないが、このキャンプ場は街道から近いこともあり、
バイクツーリングやキャンピングカーのキャンパーにも人気がある。
カタログから抜け出たようなバリバリのスノーピーカーを何組も見かけた。
小川などの高級テント比率も高い気がする。そこから、
設備面と野趣溢れた感じが高い次元でバランスされている点が評価されていて、
初級を過ぎて一歩踏み出したが、激安や無料キャンプ場ではイヤ、または知らない
と言った人たちに好まれるということがイメージできる。

 
施設
料金はまあ、一般的なキャンプ場として普通でしょう。
炊事場は新しく大きい。給湯器は上の方に1台だけ見かけたが
給湯がないのは通年営業としては痛いと思うが・・・
トイレも、きれいだった。寒冷地仕様の水洗便座。
場内のお風呂は小さいのが2つ。有料の家族風呂だ。
近隣の温泉施設も良いが、飲んだら行けないから場内にもあると助かる。
遊具と言えるのは木製ブランコくらいだが、子供は元気よく場内で走り回って遊びましょう!
ゴミ分別回収、ドコモ勿論可。

 
アクセス
長野道岡谷ICからR142で有料の新和田トンネルを通り約20km。(だったかな?)
東京からはちと遠いが、道自体はとても走りやすく、快適アクセスと言える。
また、上信越道佐久または東部湯ノ丸ICからもそれほど遠くない。
中山道というメイン街道にほぼ沿っているためか、クルマの走行音が聞こえる。
各種webでも良く書き込まれていたので、心の準備をして行ったせいか、
別に気になって眠れない、などと言うことはなかった。

 
総括
今年の夏は、長男が30日間の長期合宿に行くことになったので、
その期間中は勿論、事前事後の集合教育などで結構週末を使ってしまい、
また、山ばかりではなく、たまには南の方へとか言われて家族旅行を企画したり、
とどめに、兄妹で別の学校なので予定がますますかみ合わず・・・
そんなこんなで全然キャンプは行けなかった。

で、久々に行ってみて思ったのだが、当たり前と言えばそうなんだけど、
キャンプサイトでくつろげるかどうかは全体の印象の上でも重要な要素だということ。
今回は2泊で中日まる一日あったのに、キャンプ前後も予定を入れず、
あくせくあちこちに行きまくったわけでもなく、3日間とてものんびりした。
自分の経験の中では、このキャンプ場はコテージやバンガローは別にして
連休やお盆でも満サイトになることはなく、今回の連休もいくらか空きがあった。
これだけの環境のキャンプ場で更に空きがあればゆったり出来るのは自明の理。
通常は、キャンプに行くと疲れて帰り、翌日からすぐ仕事または学校が始まる。
これって実はかなり体にきついでしょ。特に、連休だと高速も渋滞がひどい。
本来、休日なんだから、精神だけでなく肉体もリフレッシュして帰れたら
それに越したことはないというか、そうあるのが理想であろう。
その意味で今回は最高のキャンプだった。
我が家のキャンプ術も究極に近づいてる・・・!?

 ミヤシタヒルズオートキャンプ場公式サイト
                            2007.9.26作成


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