赤城山 登山記
2008年11月8日 土曜日
キャンプのついでに飽きずに登山を計画した。
今回は、キャンプがメインで、登山は軽くにしようと、赤城山を選択。
「赤城山」というピークは存在しない。「黒檜山」が赤城山塊での最高峰である。
標高1828m。百名山。


赤城といえば、大鳥居?
赤城道路をひたすら登って
大沼まで行きます。
1400m付近まで車で行けちゃう
楽々登山。
大沼北側の10台分ほどの駐車スペースに
クルマを置いて登山開始。
ここからが最短コースだ。
往復同じコースのピストンになる。


しばらく登ると、大沼が見える。
北風である空っ風がかなり強い。
スキー場のような気分だった。
ぴったり1時間で登頂!
三角点の上に立つ。
寒いし、特に何にもないし、
東側はいい景色でも、西側榛名方向は
樹木で何にも見えない・・・
で、サクサク下山。
   

高崎、前橋市街方向がナイスビュー!
でも、特に写真では、
曇りでよく見えない・・・

軽い登山だと思って甘く見ていたら、軽い頭痛におそわれた。
クルマで一気に1400m以上まで登り、そのまま登り始めてしまったからだろうか?
寒さと寝不足のせいか?ペースを落として水分補給したら程なく治まった。
学生時代に体育の授業で冬、マラソンをした時を思い出す感覚だった。
コースも、岩の多い、かなりの急登で、短くても舐めてはかかれない。

しかし、こんなピークハント登山でいいのかという疑問は、常につきまとう。
でも、この達成感、たとえ自己満足でも恍惚感は、登頂しなければ得られないのも事実。
古来、信仰としての登山の時代から、現代のエベレスト級の登山でも、
登頂自体に意味を見いだすことは、否定はできない部分もあろう。
そもそも、どこまで行ったらその山に行ったことになるのか?
必ずしもピークを踏まなくてもその山に行ったと言うことにはなるだろう。
だからといって、ピーク直前で帰ってきた場合でも、百名山をクリアしたと言えるのか?
もっと根元的な疑問として一般論的に「山に登りたい」という気持ちはどこから来るのか?
登山の目的は、もともと人によって様々ではないか。
「そこに山があるからだ」というのは、まさに至言だと思う。
だんだん哲学的になって訳がわからなくなってくるが、まあ、結論的には、
いろんな人にいろんな登山でいいんじゃないかと言うところかなあ。

ところで、赤城山の読みは、「あかぎさん」が正しいみたいなんだけど、
「あかぎやま」もありみたい。黒檜山も、環境庁の看板等では「黒桧山」となっているし、
大沼は、「おの」なのかと思っていたら、「おぬま」と書いてあるのもある。
ただでさえ難読なのに、わけがわからん!
誰か何とかしてくれ!!

                           2008年11月11日作成


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