金時山 ハイキング
2010年3月27日
この週末はスキーの計画であったが中止となり、時間ができたので
ふと思い立ってハイキングを決行した。
ここ、金時山は私自身小1か2のときに学校で登った山だ。
箱根の外輪山の最高峰で、標高は1213m。


公時神社登山口 14時10分スタート
たぶんここが最短ルート登山口。
コースタイムは75分の表示。
駐車場、トイレ完備。
バス停の名称は金時神社なのはなぜ?
金太郎で有名なだけあって、
巨大なまさかりがあった。


公時宿り石だそうです。14時29分
巨石が真っ二つになっている。
木の棒で支えても
特に意味はないと思うのですが?
15時22分登頂。
ここにもまさかりがあり、記念撮影。
気温は推定で0度前後。
とても寒かったです。
   

見晴らしは最高級。
芦ノ湖、ゴルフ場、箱根の町が一望。
富士山の名所として知られていて、
雲が多く、写真ではよくわからないが
時折姿を見せる裾野は確かに
素晴らしい景観であった。


「金時娘」(娘・・・?)で有名な金時茶屋で休憩後、下山。17時ごろ駐車場着。
もしここに行ったら、この茶屋にはぜひ寄ってみてほしい。
これほどキャラの立った小屋もホント珍しい。
なんでも、もう一軒の茶屋とは相当なライバル関係にあるらしいが、
ちょうど県境にあるらしく、それぞれ神奈川県と静岡県に建っているそうです。

今回は、スタートがちょっと遅くなってしまった。
常識的にはギリギリな時間だ。
本来であれば、できれば2時、最悪でも4時には予定終了の行程を組むべきだろう。
なにしろ、遅くなると本当に何もいいことがない。
根本的な問題として遭難の可能性が高くなるうえ、
体力的にも午前中が有利で、登山プラン自体の余裕もなくなる。
山の天気は午前中よくて午後雲が出るパターンが多いので
景色も朝一が最もよい可能性が高い。
行きも帰りも渋滞に巻き込まれるし、登山より運転のほうがずっと疲れました。

ツアーの団体さんがいる反面、服装や疲労度から
どう見てもまるきり素人の親子も何組か見かけた。
人のことは言えないのだけれど、見るからに素人っぽい家族が
こんな遅い時間に登っているのは、結構危険に見える。
金時山は、岩場こそコース上にはないものの
意外と急峻な山なので、それなりの装備や知識があったほうがよい。
まあ、難易度は高くないから、誰でも登れるとは思うけど。

往復渋滞の車中ではあったが、娘と二人きりでいろいろ話もできたし、
確かに長時間の運転は登山の100倍疲れたけど、楽しい一日でした。
帰りの車中、渋滞にイライラしかかっているこちらを尻目に、ずっと前向きに
楽しく過ごそうとしていた娘には、逆に教えられた気がします。
娘と登山なんて、あと何回できるかな?
そんなことばかり考えている今日この頃であった。

                          2010年4月1日作成


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