金峰山
2011年9月11日
最近にしては珍しく予定が空いたので、早速日帰り登山を企画してみた。
5時起床、5時半出発。
日本百名山、標高2599m


川上牧丘林道・大弛峠
気温13度(東京30度)
駐車場は満車。でも路駐可。
ここは8年前廻り目平に行ったときに
通った懐かしの場所。
峠としては日本最高の標高2360mで
チャリで登ってくる人もいる。
8時頃登山開始し、
30分で朝日峠。
しばらく森の中を歩き続ける。


たまに視界が開ける場所がある。
ちょっと雲が多くて
山はよく見えなかった。
廻り目平キャンプ場からも見える
落ちそうな岩は数々の地震にも耐えて
まだ健在だった。


9時頃朝日岳山頂
標高は金峰山とほぼ同じ2579m。
せっかく登ったのに、下りなの〜
という感覚を帰りも合わせて2度味わう。
目指す本当の山頂が見えた!
頂上の五丈岩は遠くからでも
よく見え、わかりやすい。


さらに1時間ほど歩き、
低木だけになると、俄然アルプスの雰囲気。
岩稜歩きは高山のそれそのもの。
このトンネルをくぐると山頂!
この岩、写真左側は
ほんの1点で支えられています。
奇跡だ・・・
   

10時10分登頂!
思ったより早く着きました。
さっそくお昼ご飯を食べて頂上を満喫!
雲が出てきて、景色は
いまひとつ楽しめなかったけど・・・
金峰山のシンボル 五丈岩
登ろうと思えば登れます。
私も半分くらいまで行ってみました。
下山も行きと同じくらいかかり
1時半頃クルマに戻りました。
勝沼でブドウ狩りしてから帰宅。
   

大弛峠から登った場合、登山口と山頂の標高差は240mしかない。
でも、朝日岳などアップダウンがあるため、累積では3倍程度あるのではないかと思う。
下山にも登りが相当含まれるのは、精神的にきつい。
それでも、鎖などの特に難しい箇所もなく、適度な距離感であることから
トータルで考えると、アルプス入門の山としては最高だと思う。
ここが平気であれば、次はたいていの山には行けるだろう。

子ども連れも相当数見かけた。(自分もそうだけど)
ラスト30分ほどの岩稜帯は、子ども達にとっては楽しい登山になるだろう。
30分おきくらいに即席だけどベンチがあって、休憩も取りやすいと思った。

今回は準備がいい加減だったので、心構えもいい加減だったかもしれない。
いつも登山には常備しているチョコを買い忘れた。
幸運なことに、大弛山荘で購入できたからよかったけど。
それと、たまには一眼レフ持参してみようかなんて思っていたのに、
思いっきり家に忘れた・・・
さらに、せっかく買ったゼリー飲料をクルマに忘れて出発・・・
とどめに、ちょっと娘から目を離した隙に転倒し、ちょっぴりケガをさせてしまった。

それでも子どもにとっては、高山の植物や動物を生で見ることができ、
雲の動きの早さや、低地との気温や気象の違いを肌で知ることができ、
体力的な自信がついたり、達成感を得ることができたりする。
言葉で説明することや、テレビや書籍で学習することもできるが、
実際に体験してみることとは、意味も重みも違うであろう。
本当のところは、自分の趣味につきあわせているだけなんだけど、
きっと娘にとっても有用なことなんだ と自分に言い聞かせてます。

そんなことはともかく、、単純に夏山にいることは、とても気持ちがいいもの。
それを実感できた1日でした。

                          2011年9月12日作成


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