一の瀬高原キャンプ場

2005年11月12,13日訪問。甲州市にあるキャンプ場。
ここは、ワイルド系キャンプ場として一定の評価を得ている場所だと思う。
先月のキャンプでは今ひとつ紅葉には早かったので、秋を感じに行ってみよう!
ということで、父子2人キャンプです。


行きは奥多摩方面からアクセス。
日原鍾乳洞に行きました。
たまにいってみると意外と面白い。
壁面にコインが埋め込んであるのは
ちょっとどうかと思うが、さすが天然記念物。
洞窟探検気分が手軽に味わえる。
今回の我が家サイト。
「第2テント場」です。キャンプ感は上々。
駐車場から僅かだが荷物運びが必要。
タープなしのシートのみ設営。
寝るときはシートの間に荷物。
実はこれが一番夜露に濡れない。
日差しもなく雨でなければタープは無意味。
ほとんどの人はタープなど張っていない。


キャンプ場入り口付近にあたる
「中川広場」
ここなら路駐で荷物を下ろせば
運ばなくて済むのでグループ向きか?
「第1キャンプ場」
雰囲気抜群である。
ただし、クルマや水場からは遠い。
そのせいか、ここでキャンプしている人は
今回は居なかった。


夜は超定番の焚き火。
ここで焚き火しない人は皆無(たぶん)
でっかい丸太も燃そうと悪戦苦闘中。
そんな簡単に燃えるわけなし。

翌日は温泉に浸かった後、
恵林寺と信玄宝物館へ。
前回の家康に続き、信玄の墓を見学。
実は戦国武将はここのところの
マイブームなのです。
このあと、ほうとうを食べて帰宅。


 場内
標高1250m、多摩川の源流の支流に挟まれた広大なキャンプ場。
上記写真の他にもサイトがあり、総数ではかなりのキャパシティだ。
森や山の中にいる感覚は最高級。私設キャンプ場内とは思えないくらいだ。
合法的に安心してゲリラキャンプ出来ると言った感じである。
どこの場所を選んでも決して期待を裏切らないキャンプが出来るだろう。
ほんの一部だがクルマ横付けオートキャンプが出来るサイトもある。
直火は勿論OK、焚き火パラダイス!
なお、キャンプ場HPにも当日の写真がアップされています。

 
施設
料金については、ぶっちゃけ微妙に思う。
父子2人なら2000円。高くはないと思うけど、この設備では・・・?
トイレはいわゆるボットン式、とても清潔とは言い難い。
家庭用のを大きくしたような風呂(有料)もあるが、果たして何人が利用しているか。
水場も、「これがそうなの?」と言った物です。
バンガローもあるが私は決して泊まりたくない。
ここでは、ゴミ持ち帰りも止むなしか・・・と言う気分にさせられる。
まあ、ゴミについては処理能力の問題ではなくやる気の問題というのが私の考えだが。
ドコモは上の方の一部の場所で通話可能でした。

 
アクセス
東京からの普通のルートは中央道勝沼ICからR411経由で70分ほど。
決してアクセスがいいとは言えない。
途中、R411「大菩薩みち」の柳沢峠前後は道も整備が進み、
大変気持ちのいいドライブルート。景観もすばらしい。
走りに来たであろうバイクや、クルマもたくさんいた。

 
総括
変わらないことの良さ、それは皆が認めることであり異議を唱える物ではない。
ここのキャンプ場にいると、あたかもタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。
そういった意味では貴重な存在と言えよう。
しかし、変えていかなくっちゃいけないこともあるのではないか?
世の中の老舗と言われる店や、定番と言われる商品は、実は
時流に合わせて少しずつ変化を続けることでその地位を確保しているのだ。
変わらないと言うことは変え続けることであり、手をかけ続けることであると思う。
サイトの手入れはしてると思うけど、実際、設備は年々ボロくなっていくわけだから・・・
このままでは一部のマニア向けキャンプ場に転落し、ジリ貧となるであろう。
はっきり言って余計なお世話だが、施設の更新は急務、かつ必須だと思う。
私はこのすばらしい環境を惜しむ。

 一の瀬高原キャンプ場公式サイト
                              2005.11.14作成


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