キャンピカ富士ぐりんぱ
2006年7月8、9日訪問。静岡県裾野市にあるキャンプ場。
今回は2家族プラス長男の友人1名でのキャンプ。
事前の予報では台風まで接近していたが、大丈夫そうだったので強行!
PICAグループならではのハッピーフライデーを利用し、アーリーチェックイン。
ひどい雨にならないよう祈りつつ・・・


今回の我々のサイト。
電源付きAをチョイス。
余地も使えてかなりゆとりの設営可。
僅かの金額差なのだから超お勧め。
ここのキャンプ場では絶対最高!
隣接するシルバニアビレッジ。
というより、一体といっても間違いない。
キャンプ場利用者は入園無料。
詳しくは遊園地ぐりんぱサイト


時間帯によっては晴れ間も出たのだが
ごらんの通り曇り空。
観覧車も雲の中・・・
客の入りはイマイチ。
室内で遊べる「キッズフジQ」
広大なプレイゾーンにおもちゃがいっぱい!
一部を除き、入園料のみで遊べる。
つまり、キャンプ場利用者は無料!
これは小学校低学年までなら最高!


夕食はダッチで作る鉄鍋ビビンバと、
チーズフォンデュとスープ他。
う〜ん、やっぱり野外料理は美味!
夜になっても、このキャンプ場は
街灯が点いてまるで都市の公園のよう。
私の写真の腕では雰囲気を
なかなかうまく伝えられません・・・


設営の後と、朝方少し雨に降られたが、そのほかは基本的に曇りで、
撤収も普通にできた。この梅雨空にしてはラッキーだったと言えましょう。
山の気候なのか、霧に覆われて何にも見えない時間帯もあった。
富士山も見えたり見えなかったりだったが、山小屋の明かりも見ることができた。
気温も快適で2日間過ごせて、時期的にもよかったと思う。

 場内
日本ランド遊園地の跡地の一部を利用してできたキャンプ場のようだ。
隣接してゴルフ場と、シルバニアビレッジを含む遊園地ぐりんぱがある。
総数で30サイト程度と、キャンプ場としての規模は小さい方だろう。
ドッグランサイトは開放的な作りだ。
サイトはどの種類でも充分な広さが確保されている。
駐車スペース以外は全面芝で、車路の舗装も完璧。
ロケーション、景観もかなり良いと思う。富士山も大迫力だ。
ただ、昼間は遊園地の音が常時聞こえ続けるのはどうかなあ。
場内にはこれと言った遊具はないが、隣が遊園地だから問題ない。
川遊びのような大自然系の遊びは何もできないに等しい。
夜も煌々と明るく、およそ旧来のキャンプのイメージとはかけ離れた感じ。
観覧車も電飾つき。場内の街灯は11時半に消灯した。
コテージはどれもとてもおしゃれな外観。

 
施設
05年度新設のキャンプ場だけあって、何もかも最新基準といえる。
風呂は06年からゴルフ場の借用ではなく自前の物になった。
非常にきれいで快適だが、石けん類の常備がないのだけはキャンプ場っぽい。
トイレも最新最高、今までのキャンプ場で間違いなく一番快適。
炊事場も勿論お湯付き。これならどんな都会人でも大丈夫。
シャワーブースはあったけど、これだけ設備が整ってると使う機会がなさそう。
反面、未だ発展途上な感じも否めない。
まだこれから何年かかけて炊事場やコテージが増設されていくのではないか?
いつの日かシルバニア園内のトイレを借用する形態は解消され、
事実上無断立ち入り放題な現状も是正されるかもしれない。
それにしても、単なる空き地を提供して5千円とか言うキャンプ場が
多いことを考えると、PICAグループの料金設定は安い。
風呂、遊園地まで無料なのだから格安と言える。

 
アクセス
最寄りは東名高速裾野ICで、そこから約25分。
しかし、実際は御殿場IC利用がいいのでは?
サファリパークや牧場など近くの遊びスポットも豊富。
もちろん(?)プレミアムアウトレットも寄れて女性陣大満足。
我が家からは2時間以内で到着できるナイスロケーション。
最後に有料道路で、500円かかってしまうのが玉に瑕。
スーパーはかなり遠いので事実上買い出しは困難。
これでは、チェックイン後の外出は考え物。

 
総括
今回のキャンプは当初計画では5家族の大所帯の予定だった。
それが段々キャンセルが増えて2家族+1名になってしまったのだ。
そもそも、このキャンプ場を選んだのは最新最高に高規格だと思ったからだ。
なかなかキャンプに踏み切れないご家族をアウトドアの世界に招待するためには
特に奥様にネガティブな印象を持ってもらうわけにはいかない。
雨でも遊べるし、我が家にとってもまだ3歳の長女にはいい場所だろうと考えた。
行ってみて、その選択は間違いなかったと確信できた。
が、結果的にはキャンプ慣れした2家族でのキャンプとなったわけで、
当初目的は達成できずじまい。幹事はつらい・・・
最初から今回のメンバーでの企画だったらこのキャンプ場はまず選ばなかっただろう。
しかし、実際にキャンプしてみると、これはこれでいいと思った。
いろいろな意味で、この快適さはちょっと他では考えられないレベルだ。
サイトの広さや環境、家からの近さ、キャンプ前後の遊びや買い物・・・
また、新しいということ自体に価値があるのを実感させられた。
ワイルドさを求めるのもいいが、快適さを求めるのもいい。
全く別の良さがここにはある。そう、今までのキャンプとは別の遊びなのだ。
なにしろ、食べず嫌いはよくない。
ファミリーキャンプに限って言うなら間違いなくこれはアリです。

 キャンピカ富士ぐりんぱ公式サイト
                            2006. 7.11作成


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