富士山2017 友人と
2017年8月3日
個人的には2003年、2012年に続き3回目となる富士登山になった。
今回はロータリークラブの仲間たちを引き連れ総勢8人のパーティー。
しかも、半分は登山は全く初めてということで不安いっぱいだけど、
考えてみたら自分も2003年はそういう感じだったんだよね。

登山時間が最短であること、
個人的に未踏であることを理由に
富士宮コースを選定。
しばらくは雲の中だったが
程なく晴れて上が見えるようになった。
結構、急じゃねえか!


途中はつまらない写真しかなかったので
省略して一気に頂上へ!
一部の人は先に下山させ、
行ける人だけを連れて剣ヶ峰へ。

やっぱりここまで来なくっちゃね。
   

何しろ凄い雲海だった。
ここまでは中々ないんじゃないかな?
富士山の影が映る
 
 

今回は、メンバーの希望で無理やり日帰りすることになった。
山小屋に泊まるのは無理だから、ご来光はなしでもいいとのこと。
早朝6:00に水ヶ塚駐車場集合で、バスまたはタクシーで5合目入りする計画だ。
コースタイム的には明るいうちに何とか下山できるだろうという目論見だった。

ところが、まず、やはり団体行動の哀しさ、
6:30のバスに全員が乗ることができず、30分余計に5合目で待つことになった。
元々高度調整を行う予定だったが、遅刻組は調整なしでの出発となった。

そして登山初めて組の予想以上のコースタイムオーバー。
各山小屋でたっぷり休憩できたので、高山病対策としては抜群だったと思うが。
結果、山頂まで約7時間かかり、登頂が14:30頃になってしまった。

一部のメンバーだけ剣ヶ峰を往復し、急いで下山したいところであったが、
メンバーの一人がひざを痛めてしまい全くスピードが上がらない状態に。
日没で真っ暗になったので、途中の小屋でヘッドライト購入。
こういう事態も想定してライトは持参していたけど、さすがに自分の分しかない。
下山も6時間近くかかって21:00頃、5合目にたどり着いた。

やはり、初心者複数の引率は、計画に相当の余裕を持つことが大事だ。
富士山は夜行が普通に行われているからいいようなものの、
普通の山なら単なる遭難と言っても過言ではない。

富士宮コース、結果論的にはベストチョイスとは言えなかったかも。
吉田口の方が初心者であってもペースダウンは少なく済むのではないかと予想する。
5合目の標高が最も高く、コースタイムが最短であっても、
最も楽なコースとは言えないと、実際に行ってみて思った。
さらに言えば、吉田口と須走口はEVならマイカー規制を抜けられるという特権もある。
今回は8人だったので、どっちにしても皆でバスかタクシーで行くことにしたと思うけど。

結果的には下山は時間のこともあったので3組に分かれてしまった。
お子様連れの一組は途中リタイヤだったけど、6人は何とか登頂させ、
無事下山させるという引率者のお役は果たせたかなと思う。


                          2017年8月7日作成


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