恵那山 ソロ
2015年8月29日
南木曽のほうに行く用事があったので、ついでに行ってきました。
東京からの距離もそこそこあり、なかなか計画できるところではないので
多少天気は悪そうだったけど、決行しました!
2191m、日本百名山。


8:20 広河原駐車場
林道は悪路には違いないが
舗装道路なので大丈夫。
悪路部分も大した距離ではない。
8:45 林道歩きは20分少々
なぜこんなにも無駄なことしてるような
気持ちになってしまうのだろう?


いきなりの橋。
増水時は渡れないこともあるそうなので要確認。
流されて亡くなった方もいるとか・・・
藪漕ぎですね・・・
ルート全般によく整備されているので
このような場所はほんの少しです。


11:01 登頂
と言っても、後年の調査で最高地点は
別にあることが判明したらしいので、
そちらに向かうことにした。
特に眺望は望めない山頂
展望台はあるが、
霧で何も見えなさそうだったのでパス。
もう少し行くと、多少景色の良い所もある。


たぶんここが本当の最高地点と思われる場所。
特に目印等はない。
ランチ休憩して下山。
14:01 駐車場に戻った。

山頂と最高地点の間に、無人の山頂小屋と水洗トイレがある。
意外ときれいなので、山ガールでも大丈夫かな。

東京方面からのアクセスは、広河原が圧倒的に良い。
高速降りてからの距離も大したことない。
ただ、Webで見る登山記を散見した限り、他のコースのほうが多少魅力的な気がした。
このコースは、たぶん最短だけど他と大きく違うわけではない。
林道歩きもあるし、とにかく単調だ。
難易度は低い。岩場もクサリ場もない。

自然と一体化するかのような錯覚を味わうには、
このような天気はむしろ向いている。
殊にソロならなおさらで、あたかも瞑想の状態に行きやすい。
歩く人もまばら、すれ違った人数は今回は全部で20人くらいだったかな。
雨の滴を感じ、それらが集まって小さな流れになり、更に集まって川になるのを感じる。
水は人や動植物を潤し、生命の一部となって、また排泄される。
蒸発して気体に戻り、雲になって雨になるという大きなサイクルを感じる。
このようなことが当たり前のように行われていることの偉大さ、
「自然」というシステムの合理性、普遍性を再認識するとき、
鴨長明ではないが無常を感じ、生きていることを実感する。
ああ、山って、やっぱり楽しいな。


                          2015年9月4日作成


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