会津駒ヶ岳 ソロ
2017年11月5日
実は先月、那須岳に行こうとして駐車場渋滞にはまり、登山自体断念していた私。
空いてると思われるところを選んで行ってみることにした。
標高2132m 日本百名山

昨年の同じ日、磐梯山に向かって
同じ東北道で同じ朝焼けを見た。
雲がほとんどいない晴天。
素晴らしい一日を予感させた。
連休なのに駐車場には先客僅か。
7:53 登山開始
ここには雪はないんだけどね。


8:43 水場とベンチのある
肩までの中間地点
このあたりから結構雪が…
9:42 駒の大池 分岐
完全凍結、周囲は真っ白。
小屋は既に冬季閉鎖だった。


10:06 登頂!
体が冷えちゃうので
ほとんど休憩なしですぐ下山。
12時のチャイムとともに
クルマに戻りました。
下界はこんなに平安なのに・・・
塩原までの長い下道も素晴らしい
紅葉で飽きなかった。
 


「駒ヶ岳」と名のつく山は意外とたくさんあり、
百名山だけでも木曽、魚沼(越後)がある。
ここは登山難易度はともかく、都内からのアクセスがイマイチなので後回しになっていた。
東北道だけで139km、さらに下道90kmは結構長い。

駐車場から山頂までの標高差はしっかり1000m以上ある割には意外と普通に登れる山である。
急登らしい急登は一番最初だけで、あとは淡々と登る感じだ。

駒の大池の手前あたりから、雪で完全に登山道が不明な場所が出てきた。
トレースがなかったら、今回の装備では登頂は無理だったと思う。
またしても下調べ不足で普通に夏のカッコで来ていたので、勿論(?)アイゼンもなし。
前の足跡を信じて進むしかない!ということで歩いていたら、
突然足跡が右折して山頂直登藪漕ぎコースに向かうではないか!
ちょっとついて行ってみたんだけど、断念して元の場所に戻り、
まあこっちがコースだろうなという方へ進むと、そこからは私が一人目となった。
シカの足跡はあったけれど、まるでそれに導かれるように進むと、山頂への道標が!

すれ違った何人かに、私があまりに薄着だったために寒くないのかと聞かれたけど、
実際動き続けている限りは、やせ我慢ではなく、寒くなかった。

今回は、色々な意味で「生」を実感できた。
人はなぜ、スポーツだけでなくそれ以外でも、わざわざ危険なことをするのか?
その答えはまさに今日の一日に凝縮され、再確認した。
「生きている」いや、「生きる」って素晴らしいですね!!


                          2017年11月6日作成


コーナートップへ

ホームページへ