○やすらは で |寝 な |まし |ものを|
ためらわずに|寝てしまえ|ばよかった|のに 、そうしないで、あなたを待って起きていたばかりに、
○さ夜 更けて 傾(かたぶ)く| までの月を|見し かな
夜が更けて、西に傾く |頃までの月を|見たことだなあ。

正解です この歌に詠まれた月の月齢は、7日から13日くらいで、解釈により正解の範囲に幅があります。
今は十三夜の月としましょう。十三夜の月の出は夕方4:20ですから、宵の内は東の空にあり、南中するのは10:20、西に傾いて見えるようになるのは、その3時間後くらい、夜中の1:20頃。太陽は⇒のように、地面の真下から20度位東に回っています。作者は夜中の2時頃、来なかった恋人を想いながら、床に入ったことでしょう。
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