○宵のまに| 仄 かに|       |  人を |みか月の|
 宵の間に|ほのかに|       |あの人を |見た時 、
     |ほのかに|空に光っていた|     |三日月が、
                           
○あか |で    |    入り|に   |し|    影 ぞ|恋しき
 よく見|ないうちに|山の陰に入っ|てしまっ|た、その月の姿が!|恋しいように、
 物足り|ないまま |    別れ|てしまっ|た、その人の姿が!|恋しいことだ。


違います これは三日月ではなく、有明の月です。三日月は右下側が丸いが、有明月は左下が丸くなっています。有明の月は、未明の4時頃、東の空に見えます。太陽は、真夜中なら真下から照らすが、それから4時間経っているので、⇒のように、真夜中の位置から日の出の位置に、3分の2ほど回転しています。後2時間ほどで、東の水平線に出てくるわけです。

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