皆、外に 出てごらん、手で触れることが出来そうなほど 大きく、春の月が出ていますよ。
正解です 夕食後の団欒でしょう。作者が何気なく庭に出てみると、月が出ていた。感動のあまり、思わず家族みんなに呼びかけた、それがそのまま俳句になったのですね。時刻は夜七時か八時頃。満月は夕方六時に東の水平線から出てくるので、地球に向いている側が全部、西から射してくる太陽光線に照らされる。それで、満月に見えるのです。夕食後ならまだ東の空の低い所にあります。地平線近くにある月や太陽は大きく見えます。満月や夕日が大きく見えた経験は誰でも持っているでしょう。
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