上級問題 答
正解です。
30パーセントしか当たらない占い師の占いは、その反対の命題が70パーセント当たるので、60パーセント当たる占い師の占いより役に立つのです。
このクイズで述べていることは事実です。ただし、それは、占ってもらう事柄が、二者択一の問題である場合に限ります。
二者択一の問題を占ってもらうとき、当たる確率が50パーセントの占い師は最低の占い師で、当たる、又は外れる確率が50パーセントから離れている占い師ほど、役に立つのです。
しかし、現実というものは、理論で予想できない思いがけないことが起こるものです。絶対に当たらないと言った占い師が、落選すると占ったので立候補したら、落選してしまった。占い師に抗議しに行ったら、「今までは、確かに一つも当たりませんでした」と言う。「あなたは未来のことも絶対当たらないと言ったはずだ。未来を占うのが占い師だろう」と反論したら、「実は、私の占いが未来も絶対当たらないというのは、私自身が占った予測なのです。その当たらないという予測も、当たらなかったらしいです」と打ち明けられてしまった。
ABどちらの占い師がよいかは、別の占い師に占ってもらうのも一つの方法かも。
占いというものは、すべて確率50パーセントと思った方がよいのではないか。昔の易者は、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」とことわって商売しました。
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