私はあんまり邦画を観ないし、TVドラマも日本のものはほとんど観ない。 最近は邦画が元気だそうだけど。 真面目に観られないんだよな、日本人が日本語でやってると。 どうにも嘘くさく感じられて仕方ない。 だから、私はいつもレンタルで米ドラマを観ている。 ちなみにいま私が継続して観ているのは、「CSI」全シリーズ、「BONES」、「Dr. House」、「ER」(まだシーズン6まで)の4つである。 大雑把に言って、「CSI」は科学捜査、「BONES」は骨メインの検死、「Dr.House」は診断、「ER」は救急医療を扱った作品である。 月8枚レンタルの契約で、いまちょうどイイぐらいの量だな、新作が出るペース的に。 ここ3年ぐらい、私は継続してこれらの作品を観てきた。 ところで、上述したようなドラマを観ている私にぴったりの作品が近頃Wiiで発売された。 『HOSPITAL. 6人の医師』がそれである。 このゲームは凄いよ。 何が凄いって、私が観ているドラマの範囲を全部押さえている。 欲張り過ぎだろと思うぐらいである。 タイトルにも入っているように医師が6人登場するのだが、それぞれ、外科・ER・整形外科・内視鏡・診断・検死(科学捜査込み)を担当しており、バラエティに富んだ構成になっている。 ゲーム的には3種類別ものが入っているような感じだな。 外科・ER・整形外科・内視鏡はひとくくりに出来るかもしれないが、診断と検死は全く別物のゲームである。 前者はアクションで、後者は異なる2種類のアドベンチャーといった感じだ。 ストーリー的には繋がっているのだが。 こんなにも贅沢なゲームは見たことがない。 アクション部分が「カドゥケウス」の流用だから、創ってる方としてはそれほどのボリュームではないという認識なのかもしれないが、私ははじめてやるから非常にリッチに感じるな。 それも私が大好きな分野を全て抑える形で、である。 ひょっとしたら、創ってる人と観てるドラマが同じなんじゃないか。 そういえば、似たような話を観たことがあるような・・・。 舞台がアメリカになっていて、海外で発売する気満々だし。 これは私にぴったりの作品だな。 しかもそれぞれのパートが面白い。 ストーリー部分が音声キャンセル不可で、聞くか全部飛ばすかどちらかしかないのが、玉に瑕ではあるが。 安っぽいのが一杯くっついている感じではないんだよ。 キャラごとにどんどんストーリーを進めてもイイのだが、勿体ないから6人とも時系列に沿うように並行して私は進めている。 いや、これはイイのに出会った。 終わるのが惜しいよ。 |