HOSPITAL. 6人の医師_1

欲張り仕様全部入り 2010_07_04

 

私はあんまり邦画を観ないし、TVドラマも日本のものはほとんど観ない。
最近は邦画が元気だそうだけど。
真面目に観られないんだよな、日本人が日本語でやってると。
どうにも嘘くさく感じられて仕方ない。
だから、私はいつもレンタルで米ドラマを観ている。
ちなみにいま私が継続して観ているのは、「CSI」全シリーズ、「BONES」、「Dr. House」、「ER」(まだシーズン6まで)の4つである。
大雑把に言って、「CSI」は科学捜査、「BONES」は骨メインの検死、「Dr.House」は診断、「ER」は救急医療を扱った作品である。
月8枚レンタルの契約で、いまちょうどイイぐらいの量だな、新作が出るペース的に。
ここ3年ぐらい、私は継続してこれらの作品を観てきた。

ところで、上述したようなドラマを観ている私にぴったりの作品が近頃Wiiで発売された。
『HOSPITAL. 6人の医師』がそれである。
このゲームは凄いよ。
何が凄いって、私が観ているドラマの範囲を全部押さえている。
欲張り過ぎだろと思うぐらいである。

タイトルにも入っているように医師が6人登場するのだが、それぞれ、外科・ER・整形外科・内視鏡・診断・検死(科学捜査込み)を担当しており、バラエティに富んだ構成になっている。
ゲーム的には3種類別ものが入っているような感じだな。
外科・ER・整形外科・内視鏡はひとくくりに出来るかもしれないが、診断と検死は全く別物のゲームである。
前者はアクションで、後者は異なる2種類のアドベンチャーといった感じだ。
ストーリー的には繋がっているのだが。

こんなにも贅沢なゲームは見たことがない。
アクション部分が「カドゥケウス」の流用だから、創ってる方としてはそれほどのボリュームではないという認識なのかもしれないが、私ははじめてやるから非常にリッチに感じるな。
それも私が大好きな分野を全て抑える形で、である。
ひょっとしたら、創ってる人と観てるドラマが同じなんじゃないか。
そういえば、似たような話を観たことがあるような・・・。
舞台がアメリカになっていて、海外で発売する気満々だし。

これは私にぴったりの作品だな。
しかもそれぞれのパートが面白い。
ストーリー部分が音声キャンセル不可で、聞くか全部飛ばすかどちらかしかないのが、玉に瑕ではあるが。
安っぽいのが一杯くっついている感じではないんだよ。
キャラごとにどんどんストーリーを進めてもイイのだが、勿体ないから6人とも時系列に沿うように並行して私は進めている。
いや、これはイイのに出会った。
終わるのが惜しいよ。


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