世の中に「他人(ひと)と同じだ」ということほど、つまらないこともない。 他人と違うということが、そもそも素晴らしいことなのだ。 偶然同じになってしまったら、無理にでも変えていきたい!というぐらいの気持ちで生きていきたいものである。 例えば、喫茶店に入ってみんながコーヒーを頼んだら、「俺イチゴパフェ!」と注文しないわけにはいかない。 そこで。 私はこの盛り上がっているワールドカップに関して、自分がどんな見解をもったら面白いだろうか?ということを考えていた。 するとどう考えても、日本と韓国が決勝でぶつかって、日本が優勝!というシナリオが一番意外そうなのである。 周りは悲観論者が多い。 しかし、「何がなんでも日本が勝つ!」などと言って回ると、ただのサッカー馬鹿にしか見えないので、私は一工夫凝らした。 当然に日本が勝つ。 「ワールドカップ?ああ、韓国と日本が決勝で当たって、日本が勝つよ」といった具合に。 私は盛り上がる周囲をよそに極力平静を装った。 不思議なモノで、「ああ、日本が勝つよ」と言っているうちに、なんとなくホントに勝つような気がしてきてしまったのである。 私は今日行われた「日本対トルコ」戦も敢えて無関心を装った。 当然日本が勝つんだから。 ところが結果はさにあらず。 ご存じの通り、日本はトルコに敗戦した。 私はホントに残念だったなあ、と思うのである。 もしホントに日本が優勝したら「なんで日本が勝つって確信があったの?」っていう話になって、鼻高々だったのに・・・。 返す返すも惜しいことをしたねえ。 今こうして書いているさなかにも、韓国はサドンデスでイタリアをくだしたのというのに。 あのイタリアをですよ。 アンビリーバボー!! 韓国がイタリアに勝つシナリオがあるんだったら、日本と韓国が決勝で当たるシナリオだってあったんじゃないの? |