ひと月ほど前から水道管の更新工事が始まった。 なんでも古い水道管を新しいものに交換するという。 水が止まって大変そうだと思ったのだが、意外とそうでもなかった。 仮設の水道管を側溝に設置して、交換作業中でも水が使えるように工夫されていたのだ。 おかげで、まったく困ることはなかったのである。 我が家などは新しい水道管を接続するのに壁が邪魔だということで、地面を掘って水道メーターの設置位置を変えたのだが、それでも水が止まったのは一時間ぐらい。 実に上手に工事してくれた。 業者の対応もよかった。 今どきの水道工事には苦情担当みたいな人がいて、各家庭をめちゃめちゃ丁寧に説明して回っていた。 いまのところまったく文句なし・・・かと思ったのが、実は予想外に困ったことが起きている。 工事業者が隣の空き地を基地のように使っている。 角地で重機などを出し入れしやすくて便利なのだろう。 そこに仮設トイレが設置されているのだが、これが匂い始めた。 気温が上がってきたせいもあるのか、設置してから2週間ぐらいで匂ってきたな。 位置がちょうど私の家の物干し台のすぐ横なの。 洗濯物に匂いがついちゃうから、干せなくなってしまったのである。 これには参った。 うちの通りの工事は一週間ぐらい前に終わっているのだが、なぜか全然撤退してくれない。 工事はしてないのに、駐車場代わりに使っているらしく、たまに人の声はする。 工事予定は最大7月31日まで、と書いてあったから、地主さんにそこまで許可をもらっている可能性はあるな。 だとしたら、まだ2か月近くあるじゃん。 マジかよ。 あんまり文句は言いたくないんだけどな。 ちゃんと工事してくれたし。 私が我慢できなくなる前に、自主的に撤退して欲しいものである。 <後日談 2023_07_26> 結局、7月26日になってようやく仮設トイレは撤去された。 周辺の水道工事が全部終わってから道路の舗装をするために、今まで残しておいたようである。 仮設トイレよりアスファルトの方が大変だった。 狭い道路に大型トラックが入れないらしく、小型のトラックにアスファルトを積み替える作業を私の部屋のすぐ横でやられたのである。 アスファルトは無害だそうだが、まるでアルコールに酔ったような症状が出た。 隣に空き地があるのも考えものだ。 |