正月帰省して姪に話を聞いたところ、未だに旧型のDSを使っているという。 特に彼女が買ってくれと言ったわけではないのだが、DSLiteを買ってやろうと思った。 周りの子がDSLite持ってる中で、一人だけ旧型だと何か不憫なような気がしたのである。 彼女の周辺でDSLiteが主流なのかどうか知らないけど。 しかし、これが手に入らない。 なにせ近頃は通販ばっかりなので、なかなかDSLiteの放出を捕まえることが出来ないのだ。 転売屋から高値で買うのもイヤだし。 年が明けてからずっとamazonを中心に通販ページを巡回し続けていて、いいおじさんを演じるのも大変だなと感じていた。 ちなみに、幼稚園に入ったばかりの下の姪の世界では、リリー・フランキーの「おでんくん」が大人気なんだそうである。 なかなか懐かない下の姪のご機嫌を取るためには、「おでんくん」グッズを購入する必要もありそうだ。 こっちはさほど苦労せずに入手することが出来るだろう。 ただし、お金があれば、である。 私は姪達の事を考えていて、大変なことに気が付いた。 彼女たちはどんどん成長していく。 そのうち入学祝いをあげなきゃならないな。 一体幾らあげるものなんだろうか? たとえそれが5万であれ10万であれ、今の私には問題のない金額である。 独身で人並みの給料を貰っているのだから。 だが、いつまでも現状を維持できるとは限らない。 私は最近とても隠遁生活に憧れているのだ。 アーリーリタイアして、田舎で暮らしたいな、と思う。 私の場合、自給自足で暮らしたいのではなく、一日中ゲームして遊びたいだけなのだが。 50歳の時点で5千万ぐらい貯めていれば、あとは遊んで暮らせるんじゃないか、などと考えていたのだが、これはあくまで私一人で生きることを前提にしている。 いいおじさんを演じ続けるにはちょっと無理がある人生設計だな。 目減りしていくだけの貯蓄を眺めながらの生活だと、DSLite一つ買ってあげるのも躊躇するだろう。 いいおじさんであるためには働き続けなければならないのだ。 いいおじさんでいるの、結構大変だな。 お金や物をくれるだけがいいおじさんでもあるまい、と考えられないこともない。 でも、子供ってのは割と現金だからね。 自分がそういう子供だったから、今の子供もそうだろうと思う。 いいおじさんでいるためには、金離れの良いおじさんでいなければならないのである。 |