罪悪感に耐えられず

罪悪感に耐えられず 2025_05_25

 

このところ、ゴミ捨てに苦労していた。
正確に言うと私じゃないのだが。
同じ町内に住むお爺さんが出すゴミを猫?が毎回荒らすのである。
ゴミネットをレンガで押さえてもそれを動かしちゃう。
私も同じゴミ置き場を使っているのだが、私のゴミには生ゴミがないので、荒らされても見て見ぬふりをしていた。

しかしある日、回収前のゴミ置きを隣の奥さんが掃除しているのに出くわした。
荒らされたゴミを片付けてくれていたのである。
自分の家に近いからやらざるを得ないのだろう。
自転車で通り過ぎる際に挨拶をしようと思ったが、全然こっちを見てくれない。
何となく怒っているような気がした。
うちのゴミじゃないのに、なんで私が掃除すんのよ!って。

強い罪悪感に駆られたので、翌日私はホームセンターで重いレンガを買ってきた。
これぐらい重ければ猫?でも動かせないだろうと思って。
黙ってそれをゴミ置きに置いておくことで私は罪悪感から免れようとしたのである。

しかし、次の可燃ゴミの日にそれが無駄であったことを知った。
重いレンガでもやはりゴミは荒らされてしまったのである。
しかも犯人は猫ではなくカラスだった。
カラスは賢いうえにパワーもある。
嘴でネットを引っ張ってレンガをずらしちゃうんだよ。
レンガではゴミを守れないのである。

ここに至っては仕方がない。
私はアマゾンでゴミ収集ボックスを買った。
町内で既に使っている人がいるので、それを真似をしたのだ。
自分のゴミを他の人と分けることで、隣の奥さんの怒りが私に向かないようにしたいのである。


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