このところ、トイレットペーパーの残量が気に掛かっていた。 というのも残りが少なくなってきたから。 例の騒動でトイレットペーパーが市場から姿を消したとき、ちょうど12ロール一袋分買い置きがあったんだけど、シャワートイレ用だからすぐになくなっちゃうの。 紙が分厚いからさ。 報道によれば、一週間程度で回復するって話だったのに、二週間経っても全然回復しないじゃん。 残り5ロールまで来て、私はちょっと焦り始めた。 昨日、アマゾンで調べたら、3日後に入荷分なら買えそうだった。 12ロールで1000円ぐらいするけど。 メチャメチャ迷った挙げ句、とりあえずは見送った。 3日後に買える程度であれば、まだ時間的猶予はあると考えたのである。 私の判断は正しかった。 今日、スーパーで久々に在庫を見たよ。 シャワートイレ用トイレットペーパーが30個ぐらい残ってた。 開店から2時間ぐらい経ってたから、おそらく当面の需要は満たされたのだろう。 ちょっと安心したし、買わなかった。 いつも使ってるブランドじゃなかったから。 いつでも買えると思うと、慌てて買う気にもならない。 それよりも気になったのは、値段が変わってないこと。 品薄なんだから値上げすればいいのに。 いま必要な人以外は買わない程度に値上げすれば、儲かる上に世の中の役に立つじゃん。 本来それが市場機能ってもんなんだよ。 小売業は競争が厳しすぎて、市場機能が麻痺しちゃってるのである。 スーパーで会計を済ます前に、改めて自分のかごに入っている商品の値段を調べてみると、どれ一つとして値上がりしていない。 冷凍食品の半額セールもいつも通り。 おまけに、いつも通り朝市セールをやるもんだから、午前中にお客が集中していた。 セルフレジにならんでいるときに、ちょっと笑ってしまったよ。 これ、感染している人がいたら、みんな移っちゃうだろって。 こんな時ぐらいセールを止めても、誰も怒らんと思うけどなあ。 立派と言えば立派なのかもしれんが。 |