久々にHuluに加入した。 溜まってたコンテンツを消費すれば、しばらくは保つだろうと思っていたが、思いのほか速攻で尽きてしまった。 仕方がないから、「THE HEAD」っていうHuluオリジナルドラマを観てたんだ。 日本の役者もメインキャストに入ってるので、多少話題になっているのは知っていた。 普段は連続ドラマを観ないのだが、ちょうど最終話がリリースされるタイミングだったので、一気観するには好都合でもあった。 たった6話で完結するしね。 中身の話なんかどうでも良いんだ。 最後まで観れたから、面白くなかったわけじゃない。 そんなことより、もっと驚くべき事があったのである。 最初から一見してビックリした。 南極を舞台にしているのに全然寒そうじゃないのである。 口から白いものが出ないし、口や鼻につららとかも出来ない。 南極ぐらい寒いと、口から出た水分が即座に凍って、きらきら舞い散ったりするじゃん。 ああいうの全然ないんだよね。 登場人物は皆、割と軽装で外に出ちゃう。 こんな南極あり得ないだろ。 たぶん全部セットの中でロケしているんじゃないかな。 雪が人工雪みたいにジャリジャリしてるの、極寒ではあり得ないほど。 CGの合成も安っぽい。 Huluってやっぱり予算が少ないんだなって思わざるを得なかった。 ネットフリックスだったら、外の撮影ぐらいはどこか寒いところでやるでしょ。 こういうところに勢いの差を感じるね。 日欧共同製作というのが不思議なところで、なんで米は入っていないの?って私は思うのである 米Huluはお金持ちのディズニーが実質的なオーナーになっているらしいから、日米欧にすればもっと予算を取れただろうに、と思うのだが。 欧は欧でこれでいいのか?という疑問もある。 欧州のHuluがどうなっているのか検索してみたが、情報が無くてよく分からなかった。 欧州で展開しているのかどうかすら。 こんなにショボイ画で、あっちの役者さん達は満足しているのだろうか?と思いながら私は観ていた。 もっとも、画がショボイからといって面白くなかったわけではないし、予算をかければもっと面白くなったとも断言は出来ない。 少ない予算で程々の作品を創るのが大事なのかもしれない。 みんなが同じものを観なくなった今の世の中では。 <後日談 2020_07_20> 検索をかけたら、南極では息が白くならない、という記事が出てきた。 塵が全くないから、水分が凝結しないとか。 子供の頃に観た「南極物語」では息が白かったけどなあ。 まあ、息が白くならなくても、寒そうじゃないという感想が変わるわけじゃないから構わないが。 |