日の出、日の入りは三角関数

日の出、日の入りは三角関数 2010_08_24

 

暑い。
信じられない暑さである。
そりゃ、熱中症になる人もいるだろう。
しかしだからといって、夏の方が冬より辛い、などという物言いを私が許すわけではない。
夏に熱中症になるのは、体の変調に気づくのが遅れるからである。
ちゃんと水飲んで塩なめていれば、まず滅多なことはない。
本質的には寒さの方が生命への影響は大きい。
寒いとすぐに服を着込んだり部屋を暖めるから平気なだけだ。
実際、寒さによる血管の収縮で脳溢血を起こしてる人なんかはたくさんいるはずである。
統計に出ないだけだ。
熱中症で死んでいる人が今年増えたからといって私は自説を曲げるわけにはいかないのである。
夏の暑さなんて冬の寒さに比べればどうってことない!

とはいったものの、やはり暑いものは暑い
それは事実である。
いい加減、秋になれよと私も思っている。

一方で、私が秋を求めようが求めまいが夕方になると、確実に秋が近づいているのを感じることも出来る。
日に日に陽が短くなっているのだ。
それも急激に。
19時だともう暗いもんな。

よく考えたら当たり前の話である。
地球は地軸を傾けて太陽の周りを円運動しているのだ。
厳密な計算式は知らないけど、まあ、陽の当たる時間が三角関数で表現出来るだろうというのは想像に難くない。
とすれば、変化率は夏至と冬至の中間、秋分あたりで一番大きくなるはずだ。
つまりこれから9月にかけて凄い勢いで陽が短くなっていくのは間違いない。
検索して引っかかった、日の出・日の入りを計算してくれるHPによれば、これから1週間あたり13分ぐらい、秋分の頃には1週間で15分も陽は短くなるらしい。
陽が照っている時間が短くなれば、日中一時的に暑くなっても、そんなに熱は溜められないだろう。
8月の頭ぐらいの暑さはもうあり得ないのだ。

これからどんどん涼しくなるんだ、と思えば、この暑さもそんなに辛くない。
全然平気!
そうでも思わないとやってられないでしょ。



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