初めての自撮り

初めての自撮り 2017_10_04

 

地方公共団体情報システム機構ってところからハガキが来た届いた。
何かと思ったら、電子証明書の期限が切れるから、個人番号カードを作るように促す通知であった。
そういえば確かに、来年の2月で電子証明書の期限が切れるな。
一昨年辺りから市役所では電子証明書を更新してもらえず、e-Taxで確定申告を済ますには個人番号カードが必要になるんだった。
余計な情報が入ったカードを作るのはなんとなく気持ち悪いが、まあ致し方ないか。
e-Taxは楽だからな。
私は素直に個人番号カードを作ることにした。

調べてみて初めて知ったのだが、ネットで申請できるんだ。
個人番号が郵送されてきた時に同封されていたハガキに書いてあった申請番号を入力して、顔写真を添付するだけの簡単手続き。
これはネットやった方が得だ。
だって郵送でやったら、身分証明書用の写真を撮るのにお金かかっちゃうからな。
もちろん送料も必要になるが。

しかし、である。
ここで一つ問題にぶち当たった。
自分の写真をどうやって撮るのか?
私は今まで自撮りを一度もやったことがない。
どうしていいのか分からないが、とりあえず最初はタブレットを使って撮ろうと思った。
ところが、これが上手くいかない。
目線が合わないのだ。
フレームに自分の顔を合わせようとすると、よそ見してるような写真になっちゃうし、レンズを見ると顔の位置が合わない。
オマケに手ぶれするし、ピントも甘い。
何十枚も撮ったが、どうにも上手くいかなかったな。
おまけにこれがまた、自分の顔を見るのが気持ち悪いんだ。
アップで自分の顔を見ると現実を思い知らされるな、ホントに。

散々自撮りをした挙げ句、もっと重要なことに気付いた。
身分証明書用の写真には影が映り込んではいけないなのだ。
つまりフラッシュがついてないカメラは使えない。
仕方がないので7〜8年ぐらい前に買ったデジカメで撮影したら、案外すんなり撮れた。
なんだかんだいってデジカメは優秀だな。
光学設計は新しいものが優秀かというと、必ずしもそうではないしね。
ただし、まだ問題はあって、自撮りすると肩が前に出るから、どうしても襟が曲がっちゃう。
どう撮っても襟がまっすぐにならない。
身分証明書用の写真を自撮りするのって意外と難しいな。

結局諦めて、襟の曲がった写真を添付した。
襟が曲がってるからといって申請が認められないってことはないだろう。
誰かに見せるつもりもないしな。


戻る